【検証】CoinGeckoで上位に入ったエイプスワップ(BANANA)とは何か?

分散型取引所/DEX

先日CoinGecko Japanによる週間検索トップランキングが公開されました。

日本人には馴染みの深いBTC、ETH、XRP、ADAに加えて今回上位に新しくBANANAトークンがランクイン。

この記事では突如として検索2位に躍り出たBANANAトークンについて解説していきます。

ApeSwapの概要

BANANAトークンはBSC(Binance Smart Chain)の分散型取引所(DEX)であるApeSwap Financeのネイティブトークンです。

ApeSwapはAMM(自動マーケットメーカー)を採用しており、BEP20トークンの交換が可能なほか、イールドファーミングを行うこともできます。

BSCのPancakeSwapとほとんど同じような機能を持っていますが、高いAPR(年利)やGNANA(ゴールデンバナナ)という独自トークンなどが特徴です。

ApeSwapの現状

ApeSwapはどれほど注目を集めているのでしょうか?

CoinGeckoの日本版で検索数2位に躍り出たほか、執筆時点においてDappRadarではユーザー数でBakerySwapを抑えてBSCの3位に。

CoinGeckoのDEX部門では24時間のボリュームで22位にランクインしており、RaydiumやAAVEより多い状態です。

ApeSwapの基本的な機能

基本的な機能は以前紹介したPancakeSwapとほとんど一緒です。

PancakeSwapとは?”使い方”や”流動性供給して利息をもらう方法”を一挙紹介!

違いがあるとすれば後述するGNANA(ゴールデンバナナ)という仕組みでしょうか。

Exchange:トークンの交換

Liquidity:ペアとなる通貨を預けて流動性供給

Farms:LPトークンを預けてBANANAを受け取る

Pools:BANANAを預けてトークンを増やす

IAO(Initial Ape Offering):新しいトークンの資金調達

IAOは新しいトークンをローンチし、流動性をもたらす仕組みです。

参加するにはBNBかGNANA(後述する)を準備する必要があります。通常のBANANAではなくGNANAを利用するのはクジラを制限するためです。

Lottery:宝くじでトークンを当てよう

宝くじを買うには1チケットに対して2BANANAを支払う必要があります。一度に購入できるチケットは50枚まで。

チケットにはランダムな4つの数字の組み合わせが届き(具体例:3-9-8-14)、4つの番号のどれかが当選番号と一致するとトークンがもらえる仕組みです。

NFA(Non Fungible Ape):HashMaskみたいな猿のNFT

HashMaskのような仕組みでデザインされており、アイテムや色など6つの特性がランダムにセットされています。この特徴によってレアリティのスコアが変化する仕組みです。

ApeSwapの2つのトークン

ApeSwapには2つのトークンが存在しています。

  • BANANA
  • GNANA(ゴールデンバナナ)

それぞれについて詳しく見ていきます。

BANANAトークンとは

BANANAトークンはApeSwapのネイティブトークンであり、BEP20規格です。主に流動性供給者へのインセンティブとして使用されています。

バーンの仕組み:

  • 取引手数料はすべてBANANAトークンの買い戻し・バーンに使用
  • 宝くじに使用されたBANANAの15%がバーン
  • IAOで調達されたBANANAも100%バーン

BANANAには発行上限がないことから懸念の声も上がっていますが、創設者は今の所上限を設定するつもりはなく、定期的に多くのトークンをバーンすることで対応するとしています。

GNANA(ゴールデンバナナ)とは

GNANAはBANANAと1:1でサポートされているトークンで、所有していると2%の取引手数料が収入として得られます。

今後はガバナンストークンとして利用可能になる予定であり、所有しているとIAOやプールの特別枠に参加することが可能です。

特徴はBANANAトークンからGNANAトークンへの交換に30%の手数料がかかることです。これにより、クジラの資金移動を制限しています。

ApeSwapのBANANAトークンの話題性

BANANAトークンは三崎優太さん(青汁王子)という起業家の方がSNSでBANANの購入を発表して話題になりました。この方は140万人以上のフォロワーがおり、影響力は大きいと思われます。

またBinanceのCEO、通称CZさんが猿のGifを投稿したことで、BANANAがBinanceに上場されるのでは?と話題になっています。

ApeSwapのBANANAトークン:まとめ

これまで見てきたようにApeSwapはPancakeSwapのコピーのようなプロジェクトです。ertikとBSC Gemzの2つの監査を受けているプロジェクトですが、最近はBSC周りでのハッキング事件などが多発しています。

自分の資金がハッキングにあう可能性を認識した上で、利用するのが良いでしょう。

またPancakeSwapのCAKEトークンが40$まで上昇したことなどを例にして、BANANAトークンも同等の値動きになると予測する向きもあります。

4月末から5月にかけて一気におよそ1ドルから10ドル上昇したBANANAですが、今は落ち着きを見せています。Binanceに上場するか、これからのプロジェクトの進捗はどうなるのかが注目です。

ApeSwap詳細

公式サイト:https://apeswap.finance/
Twitter:https://twitter.com/ape_swap