MENU
分散型取引所/DEX

ORCAとは?Solana上でTVL4位のDEXをご紹介

ORCAはSolanaブロックチェーン上に構築されたDEX(分散型取引所)です。Solana上のDEXとしてはRaydiumも有名ですね。

Solanaブロックチェーンは1秒あたり50,000トランザクションと低い手数料を特徴としています。

ORCAは

  • ユーザーの使いやすいデザイン
  • 適正価格での取引保証

に力を入れているプロジェクトです。

先日$18M相当の資金調達をCoinbase Venturesなどから行い、2021/09/28にはステーキング機能を限定的に公開しました。

9月26日にはTVLでSolana上で4位にもなっています。

ORCAの特徴

1.ユーザー目線のデザイン

ORCAは他のDeFiプロジェクトと比べても「ユーザーの使いやすさ」に焦点を当てたプロジェクトです。

特に注目すべきはウォレットを接続すると、ウォレットの中の資産が画面左側に全て表示されることでしょう。

これは既存のAMMが拡張機能を開かないと残高を確認できないという不便さを解消しています。

2.最適価格の取引を保証

通常はAMMを利用してトークンを交換しようとした時に、本当に最適なレートなのか?という疑問が生じます。

そこでOrcaはAMMが提供している価格をCoinGeckoと比較して1%以上のレートの差が生じいないか、そして取引によって生じる価格の影響が1%未満かを確認します。もし1%を超えるようならば、ユーザーに警告をしてくれる仕組みです。

$ORCAトークン

https://coinmarketcap.com/ja/currencies/orca/

$ORCAトークンはガバナンストークンです。総供給量は1億枚で、初期供給量は525万枚でした。

現状の配分は以下の通りです。

orcaトークンの配布

従来は取引の0.3%が流動性プロバイダーに配布されていましたが、$ORCA発行以降は次のように配布されます。

  • 流動性プロバイダーの場合は0.25%
  • Orca Treasuryの場合は0.04%
  • インパクトファンドは0.01%

Orca TreasuryはOrcaプロトコルの長期的成長を促進するDAOであり、機能開発やトークンの買い戻しなどが目的です。インパクトファンドは仮想通貨の業界だけでなく現実世界にもいい影響を与えるために設立されました。実際に気候変動に関する慈善事業に寄付されます。

ORCAチーム

・Yutaro Mori(@rawfalafel)
ORCAの共同創設者の一人です。ソフトウェアエンジニアでしたが2017年に仮想通貨の可能性に目覚めて、Eth 2.0 Golang clientに貢献し、UMAのエンジニアなどとして活躍しています。

・Grace Kwan(別名:Ori)
Orcaの共同創設者であり、事実上のプロダクト責任者です。スタンフォード大学でコンピューターサイエンスの学士号と修士号を獲得しています。Courseraでソフトウェアエンジニアとして、IDEOTokyoでインタラクションデザイナーとして働いてきた経歴があります。

・Michael Hwang(別名:tmoc)
Orca最初のメンバーで小規模のスタートアップと、ソフトウェアのビッグテックでの経験があります。

・Milan Patel(別名:milan)
ORCAのマーケティングリーダーで、ジョージタウン大学で経済学などの学位を取得し、マッキンゼーの大手銀行にいた経歴があります。

ORCAの実際の使い方をご紹介

この記事ではATLAS/USDCペアでDouble Dipを行い、$ORCAと$ATLASを手に入れることを目標としています。

ウォレットを準備

まずPhantomウォレットにSOLを用意しましょう。

まだ準備のできていない方はこちらの記事をご確認ください。

Solanaに必須なPhantom Wallet拡張機能をご紹介Raydiumなどで話題になったSolanaエコシステム。 FTXが過去最大1000億円相当も資金調達を行うなど活発な動きを見せており...

ORCAに入りPhantomウォレットを接続

ウォレットの準備ができたら、ORCAのサイトに入りウォレットを接続しましょう。

Exchangeで$SOLを$USDCと$ATLASに交換

ここで$SOLを$ATLASと$USDCに交換します。

また市場レートに関する警告とスリッぺージに関する警告が表示されるようになっています。この取引画面では「Fair price」と表示されており、適正な価格での取引だと確認することができます。

「Setiup」をしたのちに「Exchange」で取引完了です。同様の手続きで$ATLASも手に入れましょう。ちなみに$SOLは今後も手数料として必要なので少額とっておきましょう。

Poolsで$ATLAS/$USDCペアを探して「Deposit」

「Pools」画面に入ります。ここでは通常のAMMのDEXと同様に流動性供給をすることで手数料報酬を獲得することができます。

検索窓で「ATLAS」と検索して、ATLAS/USDCペアを見つけて「Deposit」をクリックします。

その後、数量を合わせて「Deposit」をクリックして流動性供給完了です。ここで$ORCAトークンを手に入れられるようになりました。

Double Dipで$ORCAに加えてトークンをゲット

先程$ORCAの獲得ができるようになりましたが、さらに流動性供給で手に入れた$ORCAだけでなく、指定されたトークンペアだとDouble Dipをすることができます。

つまり$ORCAに加えて、もう1つのトークンをもらえる仕組みです。「Pool」のなかに「Double Dip」があるので、そこに入りましょう。

その後「Double-dip」をクリックして、流動性供給の際に手に入れたLPトークンを預けて完了です。

9月28日最新:Staking機能で$ORCAをさらに手に入れる

画面上の「Staking」から入って、$ORCAのステーキングを行ます。

9月28日から10月12日までの2週間の合計報酬は65,000 $ ORCAです。

また同時にCollectibles(収集品)のステーキングも行えるようになりました。

Collectibles(収集品)は海洋生物の限定コレクションです。

グッピー(10000体)や、クジラ(49体)、しゃち(1体)など過去のユーザーに対して限定のエアドロップをしています。今後もコレクションを新たに発表する予定もあるそうです。

ORCA詳細

公式サイト:https://www.orca.so/
Twitter:https://twitter.com/orca_so
BLOG:https://orca-so.medium.com/
Telegram:https://t.me/orca_so