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分散型取引所/DEX

【2021最新】Sushi Swapとは?最新情報を漏れなくキャッチアップ!

SushiSwapはUniSwapをほぼコピーして作られたプロジェクトです。AMMを採用したDEX(分散型取引所)ですが、独自のネイティブトークンSUSHIの存在が違いを際立たせています。

当時はSUSHIトークンのインセンティブにより多くのユーザーが殺到し、わずかな期間で16億ドル以上のTVLとなりました。

しかし開発者が起こした問題でSUSHI価格は一気に急落。開発者が非難される中で、FTXのCEO(通称アフロ)に運営が譲渡されることに。そしてガバナンス体制が刷新され、ユニークなサービスの開発を行っています。

そんな波瀾万丈な物語のあるSushiSwapは今や新サービスで注目の的です。この記事では

  • SushiSwapの概要
  • SushiSwapの歴史
  • SushiSwapの最新アップデート

について紹介します。

ぜひ最後までご覧ください。

SushiSwapとは?UniSwapのコピーとして誕生

SushiSwapはAMMを採用した分散型取引所の一つです。UniSwapのほぼコピーとも言えるサービスで、Ethereum上で稼働。現在はBSCやHECO、Polygon(Matic)などさまざまなチェーンに対応しています。

UniSwapと同様に主な機能は下記の3つです。

  • Swap
  • Pool
  • Farming

しかし開発を着々と進めており、レンディング機能やNFTサービスなども拡充しています。

UniSwapから派生しながらも、流動性供給者に報酬を与えるインセンティブ設計を行い、ローンチ直後に16億ドル以上の流動性を達成しました。

コピープロジェクトであったことから一過性のものと思われましたが、今では新しくコミュニティの力を獲得して発展しています。

実際に執筆時点でTVLではUni Swapが4位($6.37B)なのに対して、SushiSwap($5.29B)は6位です。

SushiSwapの波乱の歴史

ここからはSushiSwapに起きた出来事を日付順に見ていきましょう。

2020年8月27日:登場

2020年8月27日にUniSwapのフォークとしてローンチしました。

UniSwapからユーザーを引き抜きにかかったため、ヴァンパイアアタックとも呼ばれています。

実際にユーザーの引き抜き作戦は成功し、数日で10億ドル以上がロックアップされ、Sushi価格は12ドルまで上がりました。

2020年8月29日

流動性供給者にSUSHIトークンが配布されました。

2020年9月1日

Binance、FTXでSUSHIの取扱が開始されました。現在でもSUSHIトークンはこれらの取引所で購入可能です。

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2020年9月5日

創設者:Chef Nomiが1300万ドル相当のSushiトークンを売却したことが発覚。創設者による独自トークンの大量売却は出口詐欺と疑惑が持たれました。

それによりSushi価格は一時、1ドル周辺まで急落。問題を受けてChefNomiはプロジェクトの権限をFTXのCEO(通称アフロ)に譲渡します。

その後はFTXのCEOを含む9人の主要メンバーによって管理され、コミュニティの投票を受けて開発が進んでいます。

上記の画像がわかりやすくまとまっていますので、参照してください。

【世界初】SUSHIで寿司を食べる

2021年3月には仮想NISHIさんがSUSHIトークン決済で銀座でお寿司を食べたとツイートし、話題になりました。

銀座渡利というお寿司屋さんは、その後も要望を受ければSUSHI決済に対応しているそうです。

この取り組みはSushiSwapのコミュニティの中でもニュースになっています。

SushiSwapの最新アップデート

ここからはSushiSwapの機能について紹介していきます。

  1. Multi-chain AMM:Ethereumだけでなく、BSCやHECOにも対応
  2. Kashi:後述しますがCoumpoundのようなレンディング機能
  3. Bento Box:こちらも後述しますが、dAppsの基盤となるサービス
  4. Sushi Bar:SUSHIのステーキング機能
  5. Onsen:SushiSwapのイールドファーミング機能

SushiBarや Onsenは通常のイールドファーミングとステーキングなので、説明は割愛します。

ここからは最近追加されたKashiとBentoBoxについて見ていきましょう。

Kashi

KashiはSushiSwapのレンディングプラットフォームです。貸付のペアが決まっていることで、万が一の場合はプールのみが破綻します。つまり、プラットフォーム全体には影響がありません。

こちらは後述するBentoBox初のdAppsです。

BentoBox

BentoBoxは利回りを生み出すトークンの保管庫です。またSushiSwapのアプリストアの総称でもあり、さまざまなdAppsをサポート。

ユーザーはガス費用を抑えてdAppsを利用可能であり、開発者は低コストでコントラクトを展開可能になります。

今後はさまざまなdAppsのインフラになる予定で、ハッカソンの開催も予定されているそうです。

その他


今後はIDOや、NFTサービスも予定されています。

IDOに関してはMisoという名前で、5月にローンチ予定です。またつい数日前にSushiSwap初のNFT銘柄が公開された模様です。

着々とサービスの開発が進んでおり、SushiSwap今後も注目のDEXの一つです。

SushiSwap詳細

公式サイト:https://sushi.com/

Twitter:https://twitter.com/sushiswap

Medium:https://sushichef.medium.com/