RealT|不動産投資×DeFi

マーケットプレイス

RealTとは、不動産の所有権を分散ネットワーク上で細分化してトークン化し、ブロックチェーン上でのフリクションレス(摩擦のない)な売買を可能にした不動産マーケットプレイスです。※KYC認証済のETHアドレスだけが取引可能です。

RealTの物件例

https://realt.co/
2019年11月現在は米国デトロイト近郊の物件が数軒リストされています。最低投資額は$60前後からと少額で不動産投資することが可能です。各物件に付されているデータは以下の通り
  • Annual Return/年間リターン(※キャップレートを表示)
  • Minimum Investment/最低投資額
  • Equity Multiple/購入して売却するまでの間キャッシュフロー総額を踏まえ、初期投資額が何年で何倍になるかという投資回収率
  • その他物件に付随する情報、外観内観写真、地図、近郊都市情報等々

RealTの特徴

分散ネットワーク上のフラクショナル・インベストメント

RealTは、分散ネットワーク上で不動産をデジタル化したトークンとして扱うことでフラクショナルインベストメント(部分投資)を可能にしています。なぜフラクショナルインベストメントなのか?という点についてこちらの記事で紹介されていたので、簡単に一部だけをご紹介致します。

1.投資資金不足問題を解消

ここが主なポイントになるかと思いますが、そもそもミレニアム世代は投資する金銭的余裕がないことが指摘されているため、その問題を解消するための選択肢としてフラクショナルインベストメントが有効であると考えられています。

2.プロセスの自動化→購入から家賃収入までの時間を短縮

スマートコントラクトを用いることで、これまで集権的に管理してきた不動産管理のプロセスを省き、書類への署名、賃金収入の受け取りまでを自動化し、不動産取引の効率化を図ることが可能です。RealTの現在の取引処理にかかる時間をざっくりとトレースすると、まずKYCフォーム作成に約2分(ID写真+簡単なフォーム記入)、KYCフォームの確認におよそ15〜30分、その後登録したETHアドレスがホワイトリストに登録されて、トークンの送受信が可能になります。ここまでのKYC審査の過程は人間が介在する必要があります。が、ここから先はイーサリアムブロックチェーンへと作業が移行するので、システムによって処理されます。トークンの送受信にかかる時間はイーサリアムブロックチェーンに依存するのでおよそ12秒です。RealTは2020年末までにはここまでの過程を15分に短縮することを目標にしており、それが可能になるとわずか15分で不動産トークンを購入して家賃収入を得る未来というのもあり得るということです。

3.ポートフォリオの多様化

アート作品をポートフォリオに組み込んだ投資家は一体どれくらいいるのか?おそらく多くの人にとってアート作品はその価格帯、対象の作品に対する情報量等が不足しているために投資対象にはなりづらいかと思います。フラクショナルインベストメントが全てを解消するわけではありませんが、この手法がアート作品など、これまで対象としてこなかった資産に目を向けるきっかけを作り、ポートフォリオの多様化を促すかもしれません。※アート作品やアニメ作品の所有権などをNFT化し取引するプロジェクトとしてStartbarnBlockPunkなどが挙げられます。

4.非流動性資産→流動性資産

不動産などの流動性の小さな資産をトークン化することで、資産を流動化させることが可能です。伝統的にこれらの現金化が困難な資産の権利をデジタル化し、さらに価値を分割可能になったことで仲介業者不要で手軽に交換することができるようになります。

5.その他RealTトークンの特徴

その他にも投資の幅が広がることで、より投資効率のより資産への投資が可能になる→収益率の高いパッシブインカムを期待できる他、こちらの記事にあるようにスマートコントラクトのロジックにホワイトリスト(KYC認証済ETHアドレスリスト)を組み込みコンプライアンス遵守を徹底、またプロセスの自動化によって発行コスト削減なども期待。

RealT×DeFi

Uniswap初のセキュリティトークン「RealT不動産トークン」

RealTトークン(セキュリティトークンです)は、米国の規制への準拠を維持するためにホワイトリストに登録されたETHアドレス(米国以外のユーザー)のみにRealTトークンの購入、受信を許可しています。2019年11月上旬、Uniswap(分散型取引所)アドレスをホワイトリストに登録したことでRealTトークンの取引が可能になりました。以下ざっくりとUniswapの仕組みとそれに伴う収益についての説明です。

9943Marlowe RealTトークンプール

https://realt.co/uniswap-exchange-liquidity-real-estate/
Uniswapは上画像のように2つの資産(ETHとRealTトークン)を取引ペアにしてプールすることで機能します。流動性提供者がプールに資産を提供し、そのプールサイズが大きくなるほどに流動性が高まり、取引時のスリッページも減少していくという仕組みです。Uniswap上の取引手数料は0.3%に設定されており、例えば$100分の9934Marlow(←RealTトークン)が取引されると、$0.3分($0.15分ETHと$0.15分9934Marlowトークン)は手数料としてプール内に残り、流動性提供者に配分されます。つまり、9934Marlowの流動性提供者は家賃収入に加え、取引手数料も得られるということです。

RealT詳細