OSMOSISはCosmos SDKを使用したAMMプロトコルです。
独自にカスタマイズしたAMMを設計、構築を行いながら、PDCAを回すことで最も効率的なソリューションを提供することを目的としています。
2月18日にATOMトークンをDelegateしていた人向けに、高額のエアドロップをしたことで注目を集めています。中には100万円相当のトークンをもらった人もいるそうです。
この記事では
- OSMOSISの特徴
- 流動性マイニングの方法
などについてご紹介していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
Contents
OSMOSISの特徴3つ
特徴1)カスタマイズ可能なAMM
以前Ethereum上でステーブルコインの交換需要が高まったのをきっかけに新しくCurveが誕生しました。
しかし、新しい機能を追加するために、Uniswapの外部にCurveという新しいサービスを作り上げる必要があったのです。
そうではなくて、Osmosisは流動性プールをカスタマイズ可能にしています。これにより、新たな需要が持ち上がった時に、柔軟に対応できる予定です。
特徴2)流動性供給者のインセンティブ
AMMにとって重要なのは適切なインセンティブを設定することで、流動性供給者に参加してもらうことです。
OSMOSIではOSMOトークンによるインセンティブに加えて、Osmosisでは第三者が特定の流動性プールにインセンティブを追加することができます。
例えば、$ATOM/ステーブルコインのペアの流動性にインセンティブを与えたい場合、インセンティブモジュール活用して、$ATOMを報酬とすることもできます。
他にも、ロック期間に応じてインセンティブを変更することも可能です。
特徴3)クロスチェーン
当初からIBCが組み込まれていて、Cosmosチェーンと統合されています。今後はBitcoinやEthereumなど他のチェーンのアセットと統合予定です。
OSMOSISの主な機能
OSMOSISには一般的なAMMと同様に下記のような機能があります。
- Trade:
他のAMMと同様に、トークンを交換できます。 - Pools:
現在12のプールが確認でき、APYが2000%を超えるプールもあります。 - Airdrop:
現在5つのミッションがあり、それに応じてトークンをもらえます。2月18日時点で一定額のATOMをDelegateしていた人のみが対象です。 - Assets:
ここで自分の所有している資産を管理できます。後ほど使い方で説明します。 - Stake:
Stakeをクリックすると、Keplrウォレットのサイトに飛びます。そこで自分でプロジェクトを選んで、「Manage」→「Delegate」と進んでください。 - Vote:
こちらもクリックすると、Keplrのサイトに飛びます。現在いくつかの投票が行われており、OSMOトークンを手数料として、投票可能です。
OSMOトークン概要
OSMOトークンは主にガバナンストークンとして利用されます。主な用途は下記の通りです。
- プロトコルのアップグレードに関する投票
- 流動性マイニングの報酬
- 取引手数料
OSMOトークンの最大供給量は10億トークンで段階的に年毎に供給量は減っていく仕組みです。
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詳細はこちらのMediumをご覧ください。
https://medium.com/osmosis/osmo-token-distribution-ae27ea2bb4db
OSMOSISのはじめ方
2021年2月18日時点でCosmostationでATOMをDelegateしている人は、Kelprと接続することでOSMOトークンがもらえるので確認してみてください。
Keplrウォレットの作成
・拡張機能を追加します
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・アドレスの名前(任意)とパスワードを入力
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・12のシードフレーズが表示されるので大事にメモ
このシードフレーズはあなたの金庫の番号のようなものです。大切に保管しましょう。
次の画面で再度、同じ順番で同じ単語を入れることを求められます。
・ウォレット作成完了
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BinanceなどからATOMを送金
ATOMトークンをBinanceなどで購入して、KeplrウォレットにATOMトークンを送金しましょう。
この際にネットワークを間違えたり、アドレスを間違えたりしないように少額でテストをすることがお勧めです。
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OSMOSIにウォレットを接続して、下準備をする
・KeplrウォレットをOSMOSISに接続
OSMOSISのTwitterなどからサイトに入り、「Connect Wallet」を押すと、Keplrウォレットが出てくるので、接続を許可
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・OSMOSISのAssetsでATOMをDeposit
OSMOSISでATOMトークンを利用するには、Depositする必要があります。
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Depositをクリックして、ご自身のATOMを入力していください。
Depositした後に、表示されるまで10分ほどかかるのでお待ちください。
OSMOSIS内でATOM→OSMOに交換
次にATOMの一部をOSMOに交換します
注意点として、下のトークンをATOMにしていると、上にATOMが表示されないので、先に交換先のトークンを指定しましょう。
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OSMOSISで流動性供給して、イールドファーミング
・Poolsを開いてATOM/OSMOを開きます
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・数量を選択して、流動性供給開始
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・流動性マイニングを開始
次にLiquidityMiningの画面になるので、「Start Earning」をクリック。預ける日数を決めてLPトークンを預けます日数によってAPYが違うので、注意しましょう。
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OSMOSIS詳細
公式サイト:https://osmosis.zone/
Twitter:https://twitter.com/osmosiszone
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