Neutrinoステーブルコイン|Wavesプロトコル活用の暗号資産担保型ステーブルコイン

ステーブルコイン

Neutrino(ニュートリノ)ステーブルコインとは、WAVESプラットフォーム上の暗号資産担保型ステーブルコインです。WAVESをNeutrinoスマートコントラクトに送信(担保)することでステーブルコインを誰もが発行することができます。現バージョン(2019年11月29日現在)では、米ドルにソフトペグしたUSD-N(1USD-N:1米ドル)のみを生成することが可能です。今後、金(ゴールド)、石油、S&P500などにペグされたトークンも生成可能になる予定。

またNeutrinoステーブルコイン生成の際に担保となるWAVESは全て、Neutrinoノードにリースされ、ノードが獲得したマイニング報酬はNeutrinoスマートコントラクトへと還元される仕組みになっています。そのため、USD-Nトークン保有者はボラティリティリスクをヘッジするだけでなく、マイニング報酬を獲得することもできます。

今回はNeutrinoステーブルコインの価格安定化の仕組み、USD-N発行方法についてザッとご紹介致します。※Neutrinoプロトコルについてはこちらをご参照ください。

Neutrinoステーブルコイン|価格安定化の仕組み

Neutrinoステーブルコインの価格安定化は、デリバティブ(金融派生商品)とペイアウト(利益の払い戻し)によってなされています。簡単にいうと担保となるWAVESのボラティリティに応じて、スマートコントラクトが債券を発行、販売、買取を行うことで価格安定化を試みています。以下WAVES価格の変化に応じたNeutrinoアルゴリズムの動きについて↓

WAVESの価格が下がった場合

オラクルがこの価格下落を感知し、スマートコントラクトに伝達。その後、スマートコントラクトが、Waves.ExchangeでNeutrino債券(USD-NB)を発行、販売

WAVESの価格が上がった場合

スマートコントラクトがオープンマーケットで購入された各Neutrino債権(USD-NB)を、1USD-Nで清算。この時、1USD-NBは1USD-N以下の価格で発行されているため、USD-NBを購入していたユーザーには利益が生まれることになります。

担保となるWAVESはNeutrinoノードにリース

Neutrinoステーブルコイン発行の担保となるWAVESトークンは全て、Neutrinoノードに自動的にリースされ、ステーキング(LPoS)に利用されます。ここで獲得したWAVESはNeutrinoスマートコントラクトに戻されたのちに、自動的にUSD-Nトークンへと変換され、その後USD-Nステーカーに転送されます。

ちなみにUSD-Nステーキング専用のノード(3PLosK1gb6GpN5vV7ZyiCdwRWizpy2H31KR)が一時的な解決策として用意されていますが、のちにステークするノードを選択することができるようになるようです。

USD-Nの発行方法(β版)

事前準備
  • 担保となるWAVESトークン※Binance等の取引所で購入
  • Waves keeperインストール※Wavesのウォレット、インストール方法は下記事をご参照ください

ステップ1.Neutrinoへアクセス

上記準備完了後、Neutrinoへアクセスし、「Buy USD-N」を選択。※LoginボタンでWaves Keeperと接続します。

ステップ2.担保金入力→USD-N発行

次に上画面のSEND欄に担保とするWAVES(最低1WAVES)を入力します。入力後、右側のReceive欄に受け取るUSD-N量が表示されます。下枠にはTotal issuued USD-N(現在の総発行量)とCurrent WAVES/USD price(WAVESの米ドル建て現在価格)が表示されています。

最後にUSD-Nを発行する場合は、「Issue USD-N」ボタンを選択

ステップ3.USD-N発行を確定

規約を確認後、チェックボックスに印をつけて「Confirm(確定)」を選択して完了です。

↑画像のように発行作業が進行している様子をゲージで確認することができます。全てのプロセスが完了後にWaves Keeper内をチェックするとUSD-Nがきちんと入金されていることが確認できました↓

USD-Nはどこで利用できるのか?

USD-Nが利用できるのは、Wavesプラットフォーム上に構築されたdApps、DAO。そのほか取り扱いのある取引所であれば、他の暗号資産へ交換する際にも利用することができます。

Neutrino詳細