Audiusはブロックチェーン技術を活用した分散型の音楽ストリーミングサービスです。AppleMusicやSpotifyにブロックチェーン技術とガバナンストークンを組み合わせた分散型バージョンというとイメージが湧きやすいかもしれません。
月間アクティブユーザーは600万人を突破し、TikTokとの提携を発表するなど注目を集めています。
アーティストとファンが直接繋がり、運営もガバナンストークンを活用して民主的に勧められるように取り組んでいます。
またブロックチェーンや仮想通貨を意識させないデザインもAudiusの魅力の1つです。
この記事では
- Audiusの解決する課題
- Audiusのガバナンストークンである$AUDIOについて
- Audiusの初期登録方法
などについてご紹介してきます。
ぜひ最後までご覧ください。
Audiusの解決する課題
Audiusは既存の音楽業界の課題を解決するために登場しました。
従来の音楽業界ではアーティストに収益が還元されていないと言われてきました。その構造は個人のアーティストがパソコン一台で音楽をアップロードできるようになった今でも続いています。多数の仲介や、不透明な権利など多くの課題が存在しています。
Audiusの前にも新しいアーティストが音楽を無料で配信できるサービスは存在しまいた。例えばSoundCloudなどが有名です。音楽シーンに影響を与えてきたSoundCloudですが、アーティストの収益性などの面から失速し、AppleMusicやSpotifyが覇権を握っています。
そこでAudiusは$AUDIOを活用してアーティストの収益向上を目指しています。過去のインタビューではアーティストが90%の収益を得られるようなシステムを作りたいと述べていました。
またSoundCloudは運営のみに決定権がありましたが、$AUDIOをガバナンストークンとして活用することで、運営方針も運営だけでなく、アーティストとファンも一緒に作り上げていけるようになりました。
Audiusのガバナンストークンである$AUDIOについて
$AUDIOはERC20のガバナンストークンです。
主な機能は$AUDIOを預けることでノードとしてセキュリティ保護に参加し、インセンティブを受けることの他に、一定枚数預けることえ公開される限定機能(例えばアーティストは自分のプロフィールにNFTを展示可能になる)、そしてガバナンスへの参加などがあります。
ガバナンスに参加することで、ネットワーク手数料の変更なども申請することが可能です。
AudiusのTikTokとの提携や、Solanaへの移行
8月にAudiusはTikTokとの提携を発表しました。TikTokは数億人を超えるユーザーがいる人気アプリです。
Audiusの楽曲をTikTokで利用できることで、アーティストの曲の認知拡大だけでなく、Audiusプラットフォームのユーザー増加も見込まれます。
この提携を受けて$AUDIOの価格は100%上昇しました。
またAudiusはイーサリアムベースのプロジェクトですが、昨年から一部機能をSolanaへと移行しています。
実際に昨年10月ごろに楽曲の検索機能などに一部影響が出ていたようで、ユーザー数の増加も受けてのことだそうです。
とはいえ$AUDIOやガバナンス、ステーキングシステムなどは当面の間イーサリムベースで稼働します。
またPhantomウォレットを接続して、100$AUDIO以上所有しいてると、SolanaのNFTが表示できる機能も発表されました。
Audiusの初期登録方法
公式HPに入り、「Srtart Litening」
画面左のSign Upをクリック
Emailアドレスを入力し、「Continue」
パスワードを設定して「Continue」
TwitterやInstagramと連携してプロフィールを設定(手動で設定も可)
気になるアーティストなどを選択したら、「Start Listening」で初期登録が完了
この後はSpotifyやAppleMusicのように好きな音楽を楽しみましょう。
Audius詳細
公式サイト:audius.co
Twitter:https://twitter.com/AudiusProject