TomoChainの概要:誰もがブロックチェーンを使える世界を目指して
TomoChainはEthereumのスケーラビリティや手数料の課題を解決するために設計されたEVM対応のパブリック・ブロックチェーンです。
現在世界中の企業で利用されており、ブロックチェーンとアプリケーションを統合し、何百万人ものユーザーによるブロックチェーンの利用を加速させることを目的としています。
TomoChainの特徴1:Ethereumの課題を解決する安さと速さ
TomoChainはEthereumや他のブロックチェーンのスケーラビリティ問題と、取引手数料の高騰に対するソリューションとして開発されました。取引手数料はEthereumの1/18000、トランザクションスピードはEthereumの80倍です。
背景にはPOSV(Proof of Stake Voting)というアルゴリズムを備えた150のマスターノードの存在があります。TOMOホルダーはマスターノードに投票することで、パフォーマンスやガバナンスの監視を実施。
加えてTomoChainはランダムに選ばれたマスターノードによる2重のセキュリティ検証や、スマートコントラクトを利用することで、資産の送受信の安全性を担保しています。
マスターノードを運営するためには、最低5万TOMOを入金する必要があり、全マスターノードのトップ150位以内に入らなくてはいけません。
またEVMと互換性が高く、Ethereumと同じアドレスで管理が可能です。これによりTomoChainは既存のブロックチェーンの拡張だけでなく、Dappsの開発や、トークン発行のための理想的なソリューションとなりました。
TomoChainの特徴2:DeFi市場の拡大に向けた3つの戦略
TomoChainはユーザーが便利で安全なDapps・DeFi体験を可能にするために、大きく分けて3つのプロトコルを開発しています。
TomoZ
TomoZはゼロ摩擦プロトコルと呼ばれており、誰もが便利にTRC-21トークンを利用できるようにするものです。
具体的にはETHやTOMOといったネイティブトークンではなく、TRC-21トークン自体によって取引手数料の支払いを実現します。
従来のERC-20トークンの場合は手数料を支払う際にETHが必要であり、常にウォレットにETHを入れておく必要がありました。
一方でTomoChainはTomoZにより、ユーザーはネイティブトークンのTOMOを持っていなくても、取引を行うことができるのです。
TomoX
TomoXは分散型取引プロトコルです。開発者は高いセキュリティとユーザービリティを誇る、パーミッションレスなDEXを数分・数ステップで立ち上げることが可能です。
25000TOMOをデポジットすることでDEXを運営することが可能で、しれにより取引手数料を収入として得ることができます。
TomoP
TomoPはユーザーのプライバシーを守るためのプロトコルです。Ethereumなど多くのメジャーチェーンに対応しつつ、匿名で最速のトランザクション(2~4秒)を実現します。
また、規制を遵守したプライベートトークンを発行したり、プライバシー保護機能がビルトインされたDappsを構築可能です。
TomoChainの特徴3:引き続き拡大するTomoChainエコシステム
TomoChainのエコシステムは拡大を続けおり、ここではいくつかの事例を紹介します。
まずTomoChainはベトナム教育省と提携し、数百万枚の卒業証書をTomoChain上で保護することを発表しました。
また、DeFiエコシステムで重要な役割を果たすMakerDAOのように、TOMOを担保にステーブルコインTAIを発行できるサービスTomoFinanceのローンチも間近です。
TAIはTOMOを担保として生成されるステーブルコインで、1USドルと等しい価値となるように設計されています。
🌟NEW updates
🛣️Road To Testnet at #TomoFinanceTomoFinance’s #testnet will be released soon, which allows users to generate $TAI by leveraging collateral assets.
👀Read more: https://t.co/PiJHKsg307@TomoFinance @TomoChainANN #DeFi #Blockchain
— Tomo.finance (@TomoFinance) March 16, 2021
加えて、TomoChainエコシステムで重要な役割を果たすDEX、LuaSwapの流動性プールのボリュームも増加の一途をたどっています。
LuaSwapはUniswapやSushiSwapなどのこれまでのAMMベースのスワッププロトコルにインスパイアされた新しい分散型取引所です。
4月にFTTとSRMの扱いを開始してから、さらに流動性プールが拡大しています。
A massive increase in #TomoChain @LuaSwap liquidity & volume these past few days since 2 new listings $FTT & $SRM! 🔥
This adding surely helps further improve our swap rates and the overall liquidity of the platform!
Join pools to share the swap fees
👉https://t.co/wwCnVmX9BI pic.twitter.com/5oydumOMxo— LuaSwap (@LuaSwap) April 5, 2021
TomoChainとは何か?:まとめ
TomoChainは、Ethereumと互換性のある高速のチェーンで、非常に低い手数料を実現しています。Dappsを利用する人々にとっては魅力的なチェーンです。
TomoZで説明したように、TRC21トークンの規格では、ユーザーは取引手数料をそのトークン自体で支払うことができます。この機能により、取引手数料用のトークンを保有する必要がなく、新たなユーザーの負担が大幅に軽減されるのです。
2020年5月8日には、TomoXを搭載した初の完全分散型取引所であるTomoDEXが正式に稼働しました。これによりTomoChainは世界中のユーザーが分散型金融(DeFi)にアクセスできるように、エコシステムを拡大しています。
また分散型ステーブルコインTAIを発行するTomo.financeのローンチや、TomoChainに対応した分散型取引所LuaSwapのボリューム増加など活発な動きを見せており、注目が集まります。
TomoChain詳細
公式サイト(日本語):https://tomochain.com/ja/
Twitter:https://twitter.com/TomoChainANN
Telegram:https://t.me/TomoChainChannel
Medium:https://medium.com/tomochain
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCXZ2rmjM84qS80RCj6vQ1gw