Dogecoin（ドージコイン/DOGE）は、2013年12月に一般公開された仮想通貨です。Dogeとは、2013年当時に流行した芝犬の面白画像から広まった言葉で、Dogのスラングです。元々はそれをモチーフにおふざけ用として作られたアルトコインがDogecoinです。
公開当初はビットコインを元にしたおふざけ仮想通貨という位置付けでし認知されていませんでした。しかし、ジャマイカのボブスレーチームのソチ冬季オリンピック出場のための寄付手段として利用されるなどして話題となり、人気が高まりました。今では「寄付」というジャンルで独自の地位を築いています。
ドージコインの機能は、ビットコインを元に作られているので、ビットコインやライトコインと同じような機能を持っています。ビットコインと大きく異なるのは、発行上限枚数がないことと、ブロック生成時間が約１分と短いことくらいです。
Dogecoin(DOGE)の最新価格・相場・チャート・評価
Dogecoin(DOGE)の特徴
特徴１：寄付金等への活用で独自性を確保している
Dogecoinは「寄付」に活用されるコインとして、独自のポジションを確立しています。
発行上限枚数に限りが無いため、比較的価格が安定しやすいという特徴があります。この安定性は投資目的としては魅力的ではないのですが、決済用として考えると安心材料になります。
その性質を利用して、ドージコインは寄付やチップとして使用されています。
特徴2：Doge Market
Doge Marketは、Reddit内にあるコミュニティサイトで、ドージコインで商品を購入できたり、他通貨との交換などができる市場のようなところです。
こちらも上記で説明した通り、価格が安定していることが好材料になっています。
特徴３：取引処理スピードが速い
ドージコインは、ビットコインと同じPoWという認証方法を採用しています。
しかし、ドージコインの場合は複数人で協力してマイニングする「プールマイニング」が主流であり、ブロック生成時間は約１分くらいで、ビットコインと比較するととても速いです。ちなみにビットコインで約10分、ライトコインで約2分くらいです。
Dogecoin(DOGE)の詳細
発行上限枚数：上限なし
承認方法：PoW
公開日：2013年
公式サイト：https://dogecoin.com/
Dogecoin(DOGE)爆上げの時期！
2014年初め ソチ冬季五輪
ソチ冬季五輪でジャマイカのボブスレーチームへの支援目的でドージコインが使用されました。この時にドージコインの認知度と人気が上がり、価格も約８倍に高騰しました。
2017年中頃
仮想通貨市場の高騰を受けて、ドージコインも価格が約20倍に高騰しました。
2018年1月
平昌オリンピックの影響とされていますが、価格が2.5倍に上昇しました。
2018年9月 仮想通貨全体の上昇とドージサリウムへの期待？で高騰
スマートコントラクト実装のドージサリウム（Dogethereum）へ移行という発表を受けたことから、高騰したのではないかと言われています。
ドージコインにはイーサリアムのようなスマートコントラクト機能がないので、スーパーブロックと呼ばれるものを利用して、イーサリアムとの橋渡しを可能にしてスマートコントラクト機能を搭載させるようです。
Dogecoin(DOGE)の評価
Dogecoin(DOGE)の将来性
ドージコインは、チップや投げ銭、寄付金等の特殊な使われ方をされています。
仮想通貨の利点の一つである送金手数料の安さを活かしたマイクロペイメント（少額決済）利用が期待されていますが、ドージコインは、様々なプロジェクトに対して寄付金を募る活動などを通して、マイクロチッピングという新たな可能性を確立しつつあります。
おすすめ取引所
残念ながら現在のところ、国内での取り扱いはありません。海外の取引所であれば、Bittrex,Gate.io,Poloniexの３つがおすすめです。
