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仮想通貨IOTA(アイオタ/MIOTA)の将来性・特徴・詳細|IoT機器連携と好相性のDAGはブロックチェーンに代わる分散型システムになり得るか?!

仮想通貨IOTA(アイオタ/MIOTA)の将来性・特徴・詳細|IoT機器連携と好相性のDAGはブロックチェーンに代わる分散型システムになり得るか?!

IOTAはIoT(Internet of Things/モノのインターネット)機器との連携に最適化された仕組みをもつ仮想通貨です。

注目すべきは、ブロックチェーンに代わる新技術DAGを採用し、「手数料無料、スケーラビリティ問題に対応した処理スピードの速さ、セキュリティの高さ」を兼ね備え、IoTとブロックチェーン連携で生じる問題を解消している点です。

将来的にIoT機器が増えてくることを想定すると、IOTAは注目度の高い仮想通貨といえそうです。

IOTA(アイオタ/MIOTA)の最新価格・相場・チャート・評価

IOTA(アイオタ/MIOTA)の特徴

特徴:IoTデバイス間の決済に特化

IOTAはIOTデバイス間の決済利用に最適化された仮想通貨です。

IoTとは

IoTとはInternet of Things(モノのインターネット)の略語で、パソコンやスマホなどで利用されていたインターネットを、家や職場、街中のあらゆるモノに取り込み、お互いの情報や機能をシームレスにやりとりさせる技術のことです。最近では家電などに取り込まれていることが多いですね。

ヒト同士を繋げるインターネットをP2P(Person to Person)、モノ(キカイ)同士を繋げるインターネットをM2M(Machine to Machine)といい、IoTはP2P×M2Mと表現することができます。

IoTとブロックチェーンを繋げるには「スピード、手数料」の2点が問題

IoTはあらゆるモノをシームレスに処理し、情報管理を効率化していくシステムですが、「あらゆるモノをシームレスに」処理するが故に、リアルタイムで処理できるスピードと、頻繁に生じる取引を記録するシステムを必要とします。

その為、ブロックチェーン技術の承認スピードの遅さと、処理のたびにかかる手数料(頻繁に生じるのでコスト高になる)はIoTで利用するには都合が悪いのです

リアルタイム決済を可能にしたDAG(有向非循環グラフ、Tangle)

このIoTとブロックチェーンの間に生じる問題を解決したのがIOTAが採用したDAG(有向非循環グラフ、Tangle)というシステムです。

多くの仮想通貨はブロックチェーンを利用していますが、IoT間で使用するには上記の問題がある為、IOTAはブロックチェーンに代わるDAGと呼ばれる分散型システムを採用しています。

簡単にいうと、ブロックチェーンのように第三者によって承認させるのではなく、取引者同士で承認させることで、処理スピードを速め、手数料0円を実現させています。

DAGの仕組み|なぜ手数料が安いのか?なぜ処理スピードが速いのか?

手数料が安い

ブロックチェーンがネットワーク全体で共有して取引履歴を保存するのに対して、DAGは各々がそれぞれの取引履歴を保存します。その為、ネットワーク全体で取引履歴を確認するマイニング作業を必要としないのです。

マイニング作業を必要しないということは、「マイナーがいない」ということなのでマイナーに支払う手数料は必要ないのです。その為、手数料を安くすることができるのです。

処理スピードが速い

DAGでのブロック生成は網目状に生成されていきます。その為、一本の線のように取引履歴を結合していくブロックチェーンに比べると、網目状に結合していくDAGはより多くの取引履歴を処理することができます。ですので、スケーラビリティ問題に対処しており、処理スピードが速くなるのです。

ただし、DAGは歴史の浅いあたらしい技術なので、まだ開発途中ともいえます。今後ブロックチェーンに取って代わる技術にもなり得るので、どのように発展していくのか注目していきましょう。

ちなみにNANOもDAGを採用しています。

IOTA(アイオタ/MIOTA)の詳細

発行上限枚数:2,779,530,283MIOTA

公開日:2016年7月

公式サイト:IOTA公式サイト

ソース:IOTAのGithub

IOTA(アイオタ/MIOTA)の評価

IOTA(アイオタ/MIOTA)の将来性

Microsoftや富士通を含む約20社の大手企業との提携や、2018年2月に発表された台北市(デジタルシチズンプロジェクト)との提携など、新技術DAGを利用したIOTAへの期待度の高さが伺えます。

IoTは今後ますます普及するであろうことが見込まれている市場なので、IoTの市場拡大とともに、IOTAの需要も増加していく可能性もあります。その将来性には期待できそうです。

IOTA(アイオタ/MIOTA)のニュース

2019年4月 自動車メーカー「ジャガー」が仮想通貨IOTAを稼げるソフトウェアを開発中

おすすめ取引所

現在のところ、国内での取り扱いはしていないので、海外有名取引所で購入することをお勧めします。

  • Binance(バイナンス)
  • Huobi(フォビ)
  • OKEx(オーケーイーエックス)
  • Bitfinex(ビットフィネックス)