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暗号資産(プロジェクト)

仮想通貨Pancake Bunny(バニー)とは?特徴と今後の将来性を解説

目次

  1. Pancake Bunny(バニー)とは?
  2. Pancake Bunnyの特徴
    1. 独自トークンBUNNYが報酬で貰える
    2. 自動で複利運用することができる
  3. BUNNYがハッキング被害に遭い大暴落
  4. 仮想通貨BUNNYのチャート

2021年5月20日にハッキングを受け、価格を一度急落させたことでも有名な仮想通貨Pancake Bunny(バニー)。下落率はおおよそ99%にまで至っていましたが、その後順調に価格を回復させています。資産家の中で買い注文が殺到しているという情報もあります。なぜPancake Bunnyはそれほどまでに人気なのでしょうか?Pancake Bunnyの特徴と今後の値動きについて紹介していきます。

Pancake Bunny(バニー)とは?

Pancake Bunnyとは、Binanse Smart Chain上のAMM(自動マーケットメーカー)の一つに分類されるPancakeSwap(パンケーキスワップ)に関連する仮想通貨です。
Pancake Bunnyは、通常のPancakeSwapを単独で活用するよりも、高い利回りで効率よく運用してくれるDeFiイールドファーミングアグリゲーターです。ではPancake Bunnyは、どうやってPancakeSwapよりも高い利回りで運用を実現することが出来るのでしょうか?詳しく説明していきます。

Pancake Bunnyの特徴

Pancake Bunnyの大きな機能は2つ存在します。1つは「独自トークンBUNNYの報酬が貰えること」もう1つは「自動で複利運用することができる」ということです。この2つの特徴を持っているからこそ、通常のPancakeSwapと比べて高い利回りで効率よく運用することが出来るのです。

独自トークンBUNNYが報酬で貰える

BUNNYトークンは、Pancake Bunnyが発行する独自のトークンです。Pancake Bunnyのプールに仮想通貨を預けることで、報酬としてBUNNYが貰える仕組みとなっています。2021年に入りBUNNYの価格は急増する値動きとなっていたので、報酬として貰えるBUNNYだけでも高い含み益を貰えることが出来ました。

自動で複利運用することができる

Pancake Bunnyの最も大きな特徴は自動複利運用でしょう。通常のPancakeSwapの場合、出来るだけ高い利回りを獲得するために定期的なチェックや、一度手に入れた報酬を手動で再投資し、複利を狙うということが一般的です。しかしPancake Bunnyというアグリゲーターサービスを用いることで、これまで手動で行っていたことを全て自動化で最適化してくれます。随時、最も効率の良い運用を自動でしてくれるということです。

Pancake Bunnyは、これらの特徴を兼ね備えたことで、仮想通貨市場でも一気に注目が集まる仮想通貨となりました。2021年上半期では、Binanse Smart Chainの最大の利回りアグリゲーターサービスとも言われており、活用しない手はないと考える投資家も増えました。しかし2021年5月、Pancake Bunnyの仮想通貨BUNNYは大幅な大暴落を一時起こしています。なぜBUNNYは大暴落を起こしたのでしょうか?

BUNNYがハッキング被害に遭い大暴落

事件が起きたのは2021年5月20日です。Pancake Bunnyが外部からのフラッシュローン攻撃によって4,400万ドル盗まれたと公式Twitterで発表がありました。


ネガティブな話題により、BUNNYは一時400ドルを超える高値まで伸ばしていたにも関わらず、一瞬で10ドル近辺まで下がる大暴落を起こしています。

2021年に入りBinanse Smart Chainのエクスプロイトされる話題は度々挙がっていました。仮想通貨界隈では遂にPancake Bunnyもハッキングされたかと話題になっていました。

突然のハッキングにてネガティブな話題となったPancake Bunnyですが、その後迅速な対応を取っています。Pancake Bunnyの開発チームは、ハッキング後、pBUNNYと呼ばれる新しいトークンを発行し、補償プールを提供しています。pBUNNYを提供することで、ハッキング時の時価総額と、現在の保持価格との差を元の保有者に補償する措置が講じられたことになります。

Pancake Bunnyの迅速な対応も影響し、一度暴落したBUNNYは徐々に価格を回復する値動きを見せています。実際にチャートを見ていきます。

仮想通貨BUNNYのチャート

仮想通貨BUNNYのチャートを確認していきます。5月20日近辺に大暴落をしたBUNNYは、一時7ドル近辺あで下落しています。下落は徐々に価格を回復する値動きを見せており、50ドル近辺まで回復していますが、その後上値は伸び悩んでいる状況です。

一時最高値は400ドルを超えていたBUNNYなだけあって、現在の相場は未だ上昇への不信感が漂っている状況です。今後のポイントとしては、pBUNNYが実際にBUNNYへ換金され、Pancake Bunnyの信頼性が回復するかどうかが一つのポイントとなります。