2019年2月16日、Pixuraプラットフォームのベータ版がリリースされました。
Pixuraとは、非開発者であっても簡単にブロックチェーン上のバーチャルアイテム(NFT)を作成(販売も可)することができるプラットフォームです。
NFT(Non Fungible Token)の利用用途としては、ブロックチェーンゲーム内のデジタル資産(アイテム、スキンなど)や、ブランドロゴのNFT化、会員証のNFT化など様々なユースケース、ビジネスへの応用が考えられてます。
公式ブログにてNFTの用途が複数提案されていますので興味がある方はこちらをご参照ください。
Pixuraの特徴
誰もが簡単にNFTを作成可能
NFTとは、代替不可能なトークンのことであり、イーサリアム上のERC20トークン(FT)とは異なり、トークンごとに固有性があるという点が特徴です。
例えばブロックチェーンゲームなどで使用されるスキンなどはNFTであるERC721規格で作成されたトークンです。最近賑わいを見せているマイクリプトヒーローズなどの各ヒーローはERC721トークンで作成されています。(下画像参照)
NFTのもつ代替不可能なその性質を活かすことで、ブロックチェーンゲーム内のキャラクターやアイテム以外にも、デジタルアイデンティティの作成、アーティスト作品のトークン化、会員証バッジなど固有性を必要とし、改ざんを容認できない性質のものなど様々な用途に応用することができます。
今回Pixuraがベータ版をリリースしたことで、開発者のようにコードを書けなくてもNFTを簡単に作成できるようになり、NFT作成、発行に対する技術的な障壁がグッと下がりました。
Pixuraの機能
Pixuraプラットフォームを利用することで、わずか数クリックでイーサリアム・メインネット上にERC721トークン(NFT)を発行することができます。
公式サイトにアクセスすると上記のような画面に移りますので、NFT作成に挑戦してみたい方は『LAUNCH A COLLECTION』ボタンをクリックし、指示に沿って作成を進めることができます。右のEthereum Mainnet側『GET STARTED』をクリック(下画像参照)するとイーサリアムメインネット上にNFTを作成する画面へ移行していきます。GoogleアカウントまたはE-mailアドレスでサインインすることができます。
アカウント作成、NFTを作成するとマーケットが自動生成されますので、自身のマーケットをカスタマイズしたり、シェアしたりしてNFTの取引を開始することができます。下図のように作成したマーケットは公式サイト内に表示されます。
また、Pixuraのトークン発行機能やマーケット機能を、任意のフロントエンド、モバイルアプリケーションに接続させることができるGraphQL APIも提供しています。
0x、IPFS、イーサリアムのシステムを利用
Pixuraで作成されるトークンはERC721に準拠しているため、分散型取引所(DEX)やMetamaskなどの仮想通貨(暗号通貨)Wallet内で資産を管理することができます。
今後の開発では、マーケットプレイス上の取引は0xのオーダーで署名されるため、他のマーケットプレイスやDEXと共有させることができます。つまり、0xを用いてNFTマーケットの流動性を高める仕組みを今後構築していくということですね。
Pixuraの詳細
Pixuraプラットフォーム(ベータ版):https://platform.pixura.io/
Pixura Telegram:https://t.me/pixura
Pixura公式twitter:https://twitter.com/pixura_io