過去3か月で急成長を遂げるHuobi ECO Chain(Heco)について、DeFiアプリケーションについて見ていきます。
Huobi ECO Chain(Heco)とは
「Huobi ECO-Chain(Heco)」はHuobiオープンプラットフォームのプロダクトであり、スマートコントラクト互換のパブリックチェーン。Hecoは12月10日のローンチから3か月でエコシステム全体のTVLが31億2500万ドルに達し、1日のトランザクション量は300万件を超え、アドレスは200万件に。主要アプリMDEXやガス代に使用されるトークン(HT)が急騰。Huobi ECO-Chainには多くの準備段階のプロジェクトが控えており、注目が高まっています。
Huobi ECO Chain(Heco)上のアプリケーション
執筆時点にDeFiBoxに掲載されているHecoのDeFiプロジェクトは約50件。ローンチ間もないため、多くは流動性マイニングとトークン配布を行っています。指標ごとのトッププロジェクトを見てみましょう。
TVL
MDEXについてはこちらの記事をご参照ください。
・Lendhub($LHB)、Compoundをベースとする融資プラットフォーム。
・FilDA、クロスチェーンレンディングプロジェクト 。Neoにも統合。
・HecoFi($HFI)、Yearnをベースにしたイールドファーミング最適化プラットフォーム。
アドレス
・CircleSwap($CIR)、CirclesUBIプロジェクトをモチーフとする相互信頼ベースの分散型DeFiプロトコル。Circle(影響力)とSwap(トランザクション)とソーシャルの要素を組み合わせている。
・Cross、NFT発行および取引プラットフォーム。
・SWFT、クロスチェーン送金プラットフォーム及びウォレット。
出来高
・HashBridge(HBO)、オラクル。
・BasisGold、アルゴリズム型ステーブルコイン。
・ArkSwap、HecoプロジェクトのトークンDEX
その他
・NFT HERO($SH)、HuobiエコチェーンのNFTカードマイニングDeFi。「Like」数が最多。
・Poolz($POOLZ)、Hecoで最初のIDO(Initial DEX Offerings)プラットフォーム。Poolzのローンチパッド上でHecoプロジェクトのIDOが開催される。Poolz自体は4つ以上のブロックチェーンに統合しており、現在10のブロックチェーンネットワークと協議中。
Heco詳細
- 公式サイト:https://www.hecochain.com/en-us/
- Hecoトークントラッカー:https://scan.hecochain.com
- Hecoドキュメント:https://docs.hecochain.com
- DeFiBox:https://www.defibox.com
- Poolsリリース:https://poolz.medium.com
- NFT HERO:https://twitter.com/nfthero