MXC取引所はMEXCグローバルとしてリブランディングし、更なるグローバル取引所となるべく動き出しました。
MEXCといえば他の取引所よりも早くトークンが上場されるイメージでしたが、その背景にはしっかりと技術に投資をし、ユーザーに安全な投資をしてもらうための工夫があります。
今回はMEXCグローバル代表のJohn Chen Ju氏にインタビューを実施。
- リブランディングされたMEXCグローバルの強み
- 昨年から盛り上がりをみせるDeFi市場について
- 日本のマーケットについて
など詳しくお話を伺いました。
ぜひ最後までご覧ください。
MEXC:立ち上げから70カ国、500万人以上のユーザーを獲得
ーMEXCについてと、立ち上げの背景を教えてください。
MEXCは2018年に金融とブロックチェーン技術の専門家によって設立されました。ローンチ以来70カ国で500万人以上のユーザーを抱えるコミュニティへと拡大しています。
高性能メガトランザクション・フルフィルメント・エンジンやデータドリブンのAIトレーディングアルゴリズムなど最先端技術を備え、世界中の新規および経験豊富な投資家むけプラットフォームを提供。
2021年に入ってMXC取引所はMEXCグローバルにリブランディングし、よりグローバルな取引所になるという野心的なビジョンを掲げています。
ーMEXCがここまでユーザーを獲得したのは何故だと思いますか?
MEXCの成功には様々な要因がありますが、その一つがグローバルなコミュニティの拡大です。毎週、何百もの暗号資産プロジェクトがコミュニティに参加しています。
2020年にベトナムでサービスを開始して以来、私たちはすべてのTier 1 取引所を追い抜き、取引量で最大の取引所となりました。
もう一つの成功要因は、当社のテクノロジーにあります。毎年のように技術に多額の投資をしているのは、テクノロジーを取引所が生き残っていくための生命線だと知っているからです。
投資対象となる分野には、セキュリティ技術、高性能なトランザクション・フルフィルメント・エンジン、コンプライアンス技術、パブリック・チェーンなどがあります。
「ローマは一日にして成らず」ということわざがあるように、MEXCは効率的で低コスト、かつユーザーフレンドリーな取引プラットフォームを開発するために継続的な努力をしており、それが更なる成長の鍵となっています。
MEXCの強み:高度なセキュリティ技術と実績
ーMEXCの特徴、強みを教えてください。新しいコインの上場がとても早い印象があります。
暗号資産業界は日々新たなブレークスルーがあり、急成長している業界です。その中でもMEXCは世界初のコミュニティベースの取引所です。
取引可能なトークンの数が最も多く、これは最大の暗号資産コミュニティを形成していることを意味しています。
この立場を維持するには、セキュリティ、法令遵守、顧客からのフィードバック、流動性の提供など、多くの課題を解決しなくてはいけません。
セキュリティを例に挙げると、当取引所は開設してから問題が生じたことはほとんどないです。
安全性を高めるために12層の防御システムを導入しています。またハッカソンイベントを開催して世界的な挑戦者を招き、当社の防御システムをテストしています。
MEXCプラットフォームは、スポット、マージン、ETF、先物取引など、すべての主要な取引を提供します。適格投資家はAIによるサポートを受けながら、それぞれの商品を取引することが可能です。
お気づきかもしれませんが、多くの新しいトークンがMEXCに上場しています。その大きな理由は、私たちへの信頼感です。
これらのプロジェクトとは初期段階から一緒にビジネス上の関係を築いてきました(マーケティング、技術、法令遵守などの分野など)。
第二に私たちは経験豊富なリスク管理チームと、過去の取引チームで開発されたトークン選択アルゴリズムを有しています。
また最後になりましたが、”limited order only “のような取引ルールは、異なるリスクプロファイルのトークンに対して十分な流動性を確保します。
これらの理由により、多くの新しいコインが迅速にMEXCに上場することができるのです。
暗号資産もDeFiも受け入れられるには時間がかかる
ー2020年から現在までの暗号資産市場をどのように見ていますか?またMEXCはどのような影響を受けましたか?
歴史を振り返ると、ETFや分散型台帳、さらには私たちの紙幣のように、多くの金融イノベーションが受け入れられ、普及するまでに何年もかかっています。そしてテクノロジーはどの時代においても急速に進歩します。
2021年の強気な市場は、イーロン・マスクのような著名人の発言や、投資家の米ドルに対する不安感を反映したものでした。ここ数ヶ月の暗号資産の上昇と下降を経て、投資家は暗号資産市場に対してより合理的な見方をするようになると思っています。
MEXCの新規登録者数と取引量は過去6ヶ月間で大幅に増加しました。ベトナム、インド、トルコ、さらにはアフリカなどの多くの新興市場で大きな需要を目の当たりにしています。
とはいえ、グローバル市場での需要の増加に伴い、コンプライアンスの問題にも直面する可能性があります。
ー昨年のDeFiの盛り上がりについてはどのようにお考えですか?
DeFiは、従来の中央集権的な金融機関とは別に、多くの革新的な金融商品を生み出してきました。その急速な成長は、暗号資産コミュニティの中からDeFiに大きな関心が寄せられていることを示しています。
DeFiはまだ初期段階にあり、中央集権的な金融の初期段階と同様に、投資家は増え続ける詐欺プロジェクトに注意し、デジタル資産について適切な判断を下すための教育を受けなければなりません。
これがMEXCの焦点でもあり、コミュニティのユーザー向けに発信を始めた理由でもあります。
また市場の先駆者としてMEXCには専門のリスク管理チームがあり、Coinbaseのようなトップ取引所よりも早く高品質なトークンを見極めることができます。
遡ること2020年3月、Compound, BalancerがYield Farmingのコンセプトを初めて発表したとき、Coinbaseが6月24日に、続いてBinanceが6月25日にCOMPトークンを上場させたのに対し、MEXCは6月15日にCOMPトークンを上場させた数少ない取引所の一つでした。
MEXCに上場した後、COMPトークンは30%上昇し、CoinbaseとBinanceに上場した直後に価格が急上昇しました。MEXCでCOMPトークンを購入していた投資家は、多額の利益を得ることができました。
DeFiの他にも、MEXCはPolkadot、NFT、Filecoinのプロジェクトにも積極的に参加しています。
要約すると、MEXCはDeFiの中でも可能性の高いトークンを選択した実績があり、Tier1の取引所と比較しても遜色ないということです。
ーDEXについてはUniswapなどが有名になりましたが、MEXCはどのような役割を果たすのでしょうか?
昨年MEXCはBSCとHECOと協力して、MXアプリケーションのネットワーク全体をオープンにすることを発表しました。
当社のネイティブトークンであるMXトークンは、クロスチェーンアセットとしてBSCに接続され、レンディング、流動性マイニング、DEX取引などに拡大していきます。
2021年2月には、BSCプロジェクトを推進する一連のキャンペーンを開始しました。それ以外にも、MEXCはPolkadotのコミュニティで積極的な役割を果たしています。
【MEXC】日本は環境が整えば、繁栄するセクターになる
ー日本の市場をどのように見ていますか?日本でのマーケットメイクの予定はありますか?
日本は世界第3位の経済大国であり、2019年に報告されたGDPは5.15兆米ドルに上ります。
日本では取引所は合法ですが、5億3000万ドルのデジタル通貨を奪ったCoincheckの強盗事件をはじめとする一連の有名なハッキング事件の後、暗号資産の規制は国家の関心事となっています。
日本は依然として暗号通貨にとって友好的な環境ですが、人々は安全面での懸念を示しています。
市場は慎重になっていますが、規制面での予防措置が強化されれば、日本は繁栄するセクターになると考えています。
私たちのアップグレードされたセキュリティシステムがあれば、お客様の不安を取り除き、健全な市場を発展させることにつながるでしょう。
ー日本の暗号資産ユーザーに向けてメッセージをお願いします。
私たちは常に新しいプロジェクトに注目しており、日本を拠点としたプロジェクトも必ず私たちの取引所に参加すると考えられます。
市場の変化に対応し、ユーザーの利便性を向上させるために、グローバルな展開を常に優先しており、グローバルなコミュニティを拡大し、MEXCをさらなる高みへと導くための努力を続けていきます。
ぜひMEXCグローバルのコミュニティに参加して、取引所を体験してみてください。
MEXC詳細
公式サイト:https://t.co/ukfeCg6Idn?amp=1
Twitter:https://twitter.com/MEXC_Global
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