【FLOW】トークン価格が120倍!NFTやゲームに特化したFLOWとは?

NFT

先日NBA Top ShotやCryptokittiesを開発したDapper Labsを紹介しました。

FLOWやNFTで注目されているDapper Labs とは?約262億円の資金調達

今回はNBA Top Shotの基盤にもなっている同社の独自パブリックブロックチェーン、FLOWブロックチェーンについて紹介します。

FLOWは手数料やスケーラビリティなどEthereumの課題を解決し、NFT・ゲームなどに特化したブロックチェーンです。

ネイティブトークンのFLOWトークンはセール開始から数カ月で120倍に上昇。10万円分を購入し、ステーキングすると報酬が20万円になったことから「FLOW所得」とも呼ばれ注目を集めました。

この記事では

  • FLOWブロックチェーンの解決する課題
  • FLOWブロックチェーンの仕組み
  • FLOWトークンが注目を集める理由

などについて解説していきます。

ぜひ最後までご覧ください。

FLOWブロックチェーンの開発された背景

FLOWブロックチェーンが開発された背景には

  • Ethereumの課題(スケーラビリティ/手数料)
  • Ethereumの課題を解決しようとする取り組みの問題(分散性/複雑性)

の2つがあります。

Ethereumの課題にはスケーラビリティと、手数料が高騰している問題が挙げられます。それらの課題を解決するために、いくつかのプロジェクトや対応策が登場しました。

しかし、それらの対応策にはノード数の減少による分散性の低下や、シャーディングによるスマートコントラクトの複雑化などの問題があります。

そこでDapper LabsはFLOWブロックチェーンを独自開発しました。

NFTやゲームに最適化:FLOWブロックチェーンの概要

FLOWブロックチェーンはCryptoKittiesなどのNFTゲームで有名なDapper Labsが開発した独自のパブリックブロックチェーンです。

特徴は

  • 高速
  • 分散性が高い
  • 開発者に優しい

という3点です。

ゲームやアプリ、デジタルアセットの基盤となるために設計されました。

最終的にはユーザーが自分でデータをコントロールし、世界のどこからでもアクセス可能なオープンエコノミーの構築を目的としています。

FLOWには4つの柱があります。それが

  1. マルチロールアーキテクチャ
  2. 独自言語:Cadence
  3. 開発者に優しい設計
  4. 消費者の参加しやすい設計

です。

それぞれについて、詳しく見ていきます。

FLOWブロックチェーンを支える4つの柱

1.マルチロールアーキテクチャ:ノードを4つに分けて効率化

従来のブロックチェーンでは、すべてのノードがチェーン内のすべてのトランザクション処理に関係していました。

これは1人の労働者が車一台を製造するのに似ています。

車の製造を例にとると、より効率がいいのは設計から製造までの分業をすることです。

これをブロックチェーンに応用して、ノードの役割分担をしたのがマルチロールアーキテクチャです。

具体的にはノードを下記の4つに分割しました。

  1. 収集ノード:ネットワークの接続性、Dappsのデータの可用性を高める
  2. コンセンサスノード:ブロックチェーンのトランザクションの有無と順序を決定
  3. 実行ノード:各トランザクションに関する計算を行う
  4. 検証ノード:実行ノードをチェック

この仕組みを利用することで、分散性を損なうことなく、スマートコントラクトの複雑化も避けることができます。

2.Cadence:開発者に優しい新しいプログラミング言語

Cadenceは従来のブロックチェーンのように資産の移動を目的とするのではなく、NFTやゲームに特化したスマートコントラクトの開発を目的とした新しいプログラミング言語です。

Dapper LabsがCryptoKittiesやウォレットを開発して感じた課題を解決するために設計されています。

3.開発者向けの設計:アップグレード可能なスマートコントラクト

既存のスマートコントラクトは公開後に変更できないため、開発者よりもスマートコントラクトを信頼することで成り立っていました。

しかし、いかに優秀な開発者と言えども、どうしてもミスが生じる場合もあります。

そこで、FLOWはスマートコントラクトを「ベータ版」でメインネットに公開可能にしました。

つまりオリジナルの開発者は段階的にコードを更新することが可能で、開発者は自信を持ってから、正式に公開することができるわけです。

4.消費者の参加しやすい設計

FLOWは手数料などの支払いを簡単にして、フィアットから暗号資産へ摩擦なくやりとりできるようにします。

また現在はトランザクションの承認の際にどのような許可を与えているかわかりにくい状況です。

確かにMetamaskで「承認」を押すときも、必要だから押しているだけであって、コードの内容まで詳しく把握している人は多くないでしょう。

そこでFLOWはユーザーに可能な限り情報を提供するようにします。

FLOWトークンとは:数ヶ月で120%高騰

FLOWトークンはFLOWネットワークのネイティブトークンで、ネットワークにパワーを与えるための燃料とも言えます。

ネットワークは昨年の5月から機能しており、支援者、チームメンバー、コミュニティに配布されたすべてのトークンは完全にロックされています。

少なくとも12ヶ月間はステーキング目的でのみ使用することが可能です。

この期間中、ステーク報酬は自由に譲渡することができ、ネットワーク上で唯一の流通物資となります。

FLOWトークンのセールと「FLOW所得」について

COINLISTで2020年10月にトークンセールを行い、元本10万円が20万円のステーキング報酬になったことで注目を集めました。

その様子から「FLOW所得」と呼ばれています。

理由は2021年1月末の時点でセール価格の120倍ほどになり、10万円が1200万円ほどになったことが理由です。

ただしFLOWはセール時の条件でロックがかかっており、1年間は引き出しができない状態になります。

ステーキングのFLOWの推定年間ステーキング報酬は1〜5週目:20%、5週目以降:5%とされています。

FLOWとは?:まとめ

FLOWブロックチェーンは4分割されたマルチロールアーキテクチャを採用し、高速で分散性が高く、開発者に優しいブロックチェーンです。

資産の移動よりもNFTやゲームなどにフォーカスしており、スマートコントラクトの言語も独自に開発しました。

またFLOWトークンはCOINLISTのセールから120倍以上に膨れ上がり、10万円分購入していれば、20万円分のステーキング報酬が受け取れたことになります。

NBA Top Shotや「FLOW所得」というワードで引き続き注目を集めるDapper LabsのFLOWブロックチェーンは、引き続きさまざまなパートナーとのNFTの計画が予想されており、今後も注目を集めそうです。

FLOWやNFTで注目されているDapper Labs とは?約262億円の資金調達