CryptoPunksやBored Apeを超えて、OpenSeaの過去七日間の取引高で1位になったNFTがあります。
それがPudgy Penguins(直訳すると「まるまるとしたペンギン」)です。
不思議な魅力のあるかわいいペンギンのイラストが特徴です。
この記事では
- コミュニティ型NFTの盛り上がり
- なぜPudgy Penguinsが話題になったのか
について解説していきます。
コミュニティ型NFTの盛り上がり
最近ではNFT市場全体が盛り上がりを見せており、最も名高いのはCryptPunksでしょう。
すでにみなさんご存知のように億単位で取引されています。
最近ではBored Ape Yacht Club(BAYC)も話題になりました。
こちらは猿をモチーフにしたNFTで、保有者むけのコミュニティが形成されています。オフ会も開かれているほどです。
Shoutout @beijingdou for setting up this @BoredApeYC meet up‼️ pic.twitter.com/iLHAmaDbaZ
— Harrison (@Harrisonds97) August 14, 2021
これらのNFTはDiscordでコミュニティが形成されており、ファン同士の繋がりが特徴となっています。
Pudgy Penguinsとは?
Crypt PunksやBored Ape以上に現在盛り上がりを見せている、Pudgy Penguinsとはなんでしょうか?
Pudgy PenguinsはイーサリアムベースのNFTです。
全部で8888種類のペンギンがおり、それぞれがCryptPunksのようにランダムな特徴を持っています。
例えば帽子をかぶっていたり、刀を持っていたり、特徴はさまざまです。
NFT Statsによると最高額のペンギンは左向きのもので、およそ5000万円で売られました。
https://www.nft-stats.com/collection/pudgypenguins
8月10日時点で、過去七日間の流通額が16,890,876ドル(17億5000万円)ほど。
DuneAnalyticsを見ても8月4日から1週間ほどで一気に取引が増加しています。
Pudgy Penguinsはなぜ話題を集めるようになったのか?
なぜこれほど話題を集めているのでしょうか?
1つの理由として、Redditの共同創設者で投資家でもあるAlexisOhanianが8月11日に彼の所有しているPudgy Penguinsをツイートしたことが理由としてあげられます。
これを期にPudgy Penguinsは一気に話題になりました。
so it begins pic.twitter.com/KH34H7z13c
— AlexisOhanian 7️⃣7️⃣6️⃣ (@alexisohanian) August 10, 2021
2つめの理由として有名なアメリカのメディアであるThe New York Times(ニューヨークタイムズ)に掲載されたことです。
For years, technologists have predicted the rise of the “metaverse,” an all-encompassing digital world that will eventually have its own forms of identity, community and governance. Our tech columnist @kevinroose got a taste of it through Pudgy Penguins. https://t.co/D69pCCC46X
— The New York Times (@nytimes) August 12, 2021
The New York Timesのインタビューで開発者は、このペンギンがロレックスの時計を買うように、一種のステータスになると話しています。
実際にTwitter上ではアイコンにする人が増えており、その熱量が注目を集めているのです。
Pudgy Penguinsはどこで買える?
もしあなたがこの可愛いいペンギンを手に入れて、コミュニティに所属したいと思ったのならば、OpenSeaのサイトを見てください。
https://opensea.io/collection/pudgypenguins
MetaMaskと十分な量のETHがあれば、手に入れられるかもしれませんよ。
Pudgy Penguins詳細
公式サイト:https://www.pudgypenguins.io/#/
Twitter:https://twitter.com/pudgy_penguins