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ID・アドレスを絵文字に置き換えるYat、イーサリアムやBSCでNFT発行の方針

「絵文字の組み合わせ」をURLやメールアドレス、SNSハンドル代わりに使用できるユニバーサル・ユーザーネーム「Yat」についてご紹介します。

ユニバーサル・ユーザーネーム「Yat」

Yatのプロダクトは、パーソナライズされた絵文字の文字列を様々なユーザー名として使用できるアイデンティティシステムです。Yatは現在、447種類の絵文字を管理しており、いずれも2017年以降のデバイス閲覧可能で、互いに似ていないものに厳選されています。

https//y.at/🌊🔱🌴といったリンクで訪問者をWebサイトにリダイレクトしたり、複数のリンク、ソーシャルメディア、支払いアプリなどを設定することもできます。今後、BRDやCake Walletなどで、Yatの絵文字列を仮想通貨アドレスの代わりに使用可能になる計画です。

Yatは先週、最初のオークションを開催しました。最高額は唯一の単一絵文字となた「GOLDEN KEY」で42万5000ドルで落札されました。2文字の「子羊とビキニ」が6万ドル、「ロケットと月」の組み合わせが20万ドルで落札されています。

このほか、3、4、5文字の組み合わせが販売されています。価格は、絵文字の「長さ」「人気」「パターン」の3要素からなる「リズムスコア」により決定されます。例えば、ハートが3つ並んでいる絵文字はリズムスコアが99(100点満点中)です。

イーサリアムやBSCでNFT発行

Yatのアーリーアダプターには、有名ミュージシャンであるQuestloveKeshaがおり、ツイッタープロフィールなどにYatの絵文字を使用しています。Uniswapのティーザー動画を高額で売却したNFTアーティストであるplplsrも、Yatsを贈られています。幅広い採用が必要ですが、Yatのインターネット上のアイデンティティは文化や言語の壁を越える可能性があります。

Yatチームは、最も表現力豊かな、検閲耐性のある、自己管理された、自己主権のIDシステムを目指しています。プロジェクトは現在、イーサリアムやBSCなどのEVM互換チェーン上で、ヤットをNFTとして発行できるよう、オラクルサービスの開発に取り組んでいます。将来的にはYatのリソースは完全に分散化される方針です。