TokenSetsとは|暗号資産向け投資信託

デリバティブ

TokenSetsとは|暗号資産向け投資信託

値動きの激しい仮想通貨市場で如何に資産運用すべきか。最良な方法は日々ニュースを追い、常にチャートとにらめっこしながら取引を行うこと、ですがそんなことができる人はなかなかいません。そこで、今回はできることなら資産運用を自動化してしまいたいと感じている方向けのdAppTokenSets」をご紹介します。

TokenSetsとは、事前に用意された投資セットから商品を選び、そこに仮想通貨をセットしたら、あとは「ほったらかし」で自動取引してもらうというずぼらな方には打ってつけの投資ツールです。ずぼらな方以外にも仮想通貨を塩漬けにしている貴方にも、損切りできない貴方にも最適な手段となるかもしれません。

本記事ではTokensetsの概要、商品の種類、使い方(別記事)をご案内致します。

※TokenSetsはDeFi(分散型金融システム)の一種です。DeFiとは?という方は下の記事もご参照ください。

TokenSetsとは

TokenSetsを利用するメリット

1つ目は「時間と労力の節約」、自動取引を行うことができるので、眠っている間に損切りも利確も自動で行ってくれます。

2つ目は「実証済みの投資戦略を利用」、インデックスやレンジバウンド取引などの取引戦略を選択することが可能です。

3つ目は「資産は自己管理」dAppなのでTokenSetsで利用する資産の権限は常にユーザー側にあります。資産を凍結されたり、勝手に移動させられたりなんていう心配がありません。ただし秘密鍵の管理だけはきちんと行いましょう。

利用可能な投資戦略

TokenSetsで用いられる投資戦略セットは「レンジバウンド」、そして「バイ&ホールド」「トレンドトレード」、「」「」「比率トレード」。それぞれの特徴を以下見ていきましょう。

「レンジバウンド」とは

レンジバウンドとは、ある一定の範囲内で相場が動くという時に用いる戦略セットです。このセットでは、中長期的に大きな変動がない場合でも、価格の変動を利用してボトムで買い、トップで売るということを自動化していきます。この戦略のもう一つのメリットは、突発的な価格暴落時のリスクを軽減してくれるということですね。

どのように機能しているのかというと、「レンジバウンド」セット内にベンチマークとなるBTCETHとステーブルコインDAIUSDCが含まれており、両者の間で価格上昇、下降した時に両者の間でバランスするように設定されています。

「レンジバウンド」セット

レンジバウンドセットは計5種類あります。ベンチマークトークンとなるのはBTCまたはETHで、それぞれ低ボラティリティ版、高ボラティリティ版の4種と、ETHをベンチマークとした「ETH Range Bound Min Volatility」の計5種が用意されています。

ETH Range Bound Min Volatility

レンジバウンド(ある一定の範囲内で相場が動く)を利用した商品で、「Min」の名が冠されている通り、狭いレンジ幅の中でETHとDAIの比率を自動調整しながら分散投資してくれるセットです。具体的にはETHが10%以上下落するとDAI(≒米ドル)でETHを買い、20%以上上昇するとETHを売りDAIに変換します。

ETH Range Bound Low Volatility

ETHのボラティリティが中長期的に狭い範囲で変動すると思われる時に便利なセットです。このセットでは30%下降で自動購入し、35%上昇で自動売却

BTC Range Bound Low Volatility

BTCのボラティリティが中長期的に狭い範囲で変動すると思われる時に便利なセットです。このセットでは20%下降で自動購入し、25%上昇で自動売却

ETH Range Bound High Volatility

ETHのボラティリティが中長期的に広い範囲で変動すると思われる時に便利なセットです。このセットでは50%下降で自動購入し、40%上昇で自動売却

BTC Range Bound High Volatility

BTCのボラティリティが中長期的に広い範囲で変動すると思われる時に便利なセットです。このセットでは40%下降で自動購入し、30%上昇で自動売却

「バイ&ホールド」とは

「バイ&ホールド」戦略はその名の通り、買って、一定期間保持するというものです。相場が強気の時に用いると良いセットですね。強気であれば特定の仮想通貨を持つ方が良いとも言えますが、強気だけれど複数の通貨に分散投資をしたいという方に向いている投資商品と言えます。

セットを構成しているトークンの割り当てがターゲットの割り当てから十分に外れ、リバランスするまでに時間がかかる場合、再度ターゲットの割り当てを調整するという仕組みです。

「バイ&ホールド」セット3種

BTC ETH Equal Weight

BTC、ETHをともに強気な時に適したセットです。このセットでは毎月自動的にBTC50%、ETH50%になるようにリバランスします。

ETH Enthusiast

ETHに対して強気ではあるが、一部をBTCに分散投資しておきたいという場合にこのセットが適しています。このセットでは毎月自動的にETH75%BTC25%の固定比率を維持するようにリバランスします。

BTC Enthusiast

BTCに対して強気ではあるが、一部をETHに分散投資しておきたいという場合にこのセットが適しています。このセットでは毎月自動的にBTC75%ETH25%の固定比率を維持するようにリバランスします。

トレンドトレード

トレンドトレードとは、テクニカル指標を元にした戦略セットです。

ETH20SMACO

ETHの現在価格と20日移動平均線の交差を元にリバランスするセット

ETH50SMACO

ETHの現在価格と50日移動平均線の交差を元にリバランスするセット

インバース(逆)戦略/Inverse Strategies

インバース戦略は、ベンチマークの逆パフォーマンスを追跡する戦略セットです。トレンドトレード戦略セットと真逆の動きをするため、ポートフォリオヘッジとして利用などが考えられます。

iETH20SMACO

ETH20SMACOと逆の価格を追跡するセット。つまりETHの価格が20日移動平均線を下回った際に、20日移動平均を上回ることを見越してUSDCからETHにリバランスし、20日移動平均を上回ると逆にETHからUSDCへとリバランスします。

オシレーター系/Oscillators

オシレーターとは、「振り幅」の意で、投資用語では買われ過ぎ、売られ過ぎを示すテクニカル分析手法です。オシレーター系の指標の一つである相対力指数(Relative Strength Index/RSI)とは、過去一定の期間の上げ幅の合計を、同じ期間の上げ幅の合計と下げ幅の合計を足した数字で割って、100を掛けたものです。数値は0~100で表され、価格の動きの大きさと速さを測定します。一般的に70~80%で変われ過ぎ、20~30%で売られ過ぎと判断されます。

RSIは、移動平均とは対照的に不安定な取引市場、強いトレンドのない市場で有効で逆に長期的なトレンドを形成している市場には向いていない戦略と言えます。

SetのRSIは24時間ごとに更新され、条件が満たされると、毎日ほぼ同じ時間にリバランスされます。

ETHRSI6040 Set

RSIが上昇トレンドで40を下回った場合、ETHをUSDCにリバランスし、加工トレンドで60を下回るとUSDCからETHにリバランスするセット。

比率トレード/Ratio Trading

暗号資産取引で多くのトレーダーが指標とするBTCをベンチマークとする戦略です。例えばETHBTCEMACOでは、ETH/BTCの26日間指数移動平均を用いたクロスオーバー戦略を採用しています。ETH/BTCの比率がETH/BTC26日間指数移動平均線を下回った場合、全てのETHをWBTCにリバランス、逆にETH \BTC比率がラインを上回った場合は、WBTCを全てETHにリバランスします。

※EMA/Exponential smoothed Moving Average(指数平滑移動平均)とは、テクニカル指標の一つ。SMA/ Simple Moving Average(単純移動平均)の欠点を補完すべく改良された移動平均。ざっくりいうと、SMAよりもEMAの方が市場で求められている平均値に近い値になるのですが、詳細はここでは割愛いたします。

ETHBTCEMACO

上述のとおり

TokenSetsの使い方

準備編「セット現在情報の確認」
実践編「セットの購入方法」

TokenSets詳細

公式サイト:https://www.tokensets.com/

公式ツイッター:https://twitter.com/SetProtocol

公式Medium:https://medium.com/set-protocol