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DeFi

イーサリアム2.0のステーキングをしながらイールドファーミングができる「Lido DAO」について解説

LidoDAO
Lido DAOは、イーサリアム2.0の「流動性ステーキング」サービスです。Lidoでは過去1か月にETHの預入が倍増しており、ETH2.0ステーキング総量の8.38%を占めています。Lido DAOに提供することで複数の利回りを得られるため、機関にとって魅力的になっている模様です。今回は、Lido DAOについてご紹介します。

ETH2.0

イーサリアム2.0へのETHステーキングは、来年予定されるフェーズ1.5(または2)がローンチするまで流動性がロックされる点がネックです。Lidoの流動性ステーキングプールはこの課題をクリアします。

基本メカニズム

引用
  1. ユーザーはETHをLidoスマートコントラクト https://stake.lido.fi/ に預け入れ、1;1の割合でstETHを受け取ります。
  2. LidoスマートコントラクトはETHを、LidoDAOが選択したノードオペレーターにステークします。
  3. Lidoノードが獲得したETH2報酬が、stETH保有者に毎日リベース(比例配分)されます。
    1. stETHは将来,ETH2.0ステーキング報酬と交換可能です。
    2. 4月実績のAPRは5,5%。Lidoへの手数料のため直接ステーキングを下回ります。

メリット

  1. イーサリアム2.0プロトコルは32ETHステークを基本ユニットとしていますが、Lidoは少額から利用できます。
  2. stETHはETHと同等の価値を有し、1inchなどエクスチェンジで交換可能です。
  3. stETHはDeFiエコシステム(Yearn、Curve、Maker、Aave)でイールドファーミングをしながら、ETH2報酬を得ることができます(計画)。
  4. LidoユーザーはガバナンストークンLDO(現在:2.38ドル)を受取ることができます

stETHステータス


アナリティクス1,2
  • 供給量:416,200.31 STETH
  • 時価総額:11億ドル
  • 24h出来高:25万ドル

セキュリティ

Lidoは業界をリードするステーキングプロバイダー(CHORUS、Certus.one、Staje.fish等)が支援するソリューションです。LidoではETHとstETHの1:1を維持するために、DAO及びガバナンストークンLDOを採用しています。DAOトークントレジャリーを源泉に、プロトコル開発やアップグレード、保険コストを補っています。Lidoのスマートコントラクトは、QuantstampとSigmaPrimeによって監査されています。