Pool DAIとは、分散型ヘッジファンドBetokenの創設者でもあるZefram氏@boredGeniusがローンチしたDAIの寄付プロトコル(no-loss donation protocol)です。PoolDAIの機能は、DAIステーブルコインをみんなでプールし、それらをDeFiレンディングプロトコルであるCompoundに貸出して得た金利のみをサードパーティ(プロジェクトだけでなく知人など誰でも対象にできます)へと寄付するというもの。つまり寄付するのは金利のみですので、ユーザーがプールした資金は寄付されません。ですので、寄付プールに預けた資金はいつでも引き出し可能です。今回はPoolDAIを用いて寄付プールを作成し、実際に寄付するまでの過程をご紹介致します。※2019年10月現在、PoolDAIのスマートコントラクトは監査されていません。リスクがあることを理解した上でご自身の責任のもとでご利用ください。
PoolDAIの使い方

Step1.プールの作成
まずは寄付したい対象を決めて、プールを作成します。寄付対象は慈善団体でもプロジェクトでも、知人でも誰でも大丈夫です。PoolDAIには利用料は特になく、必要経費はガスコストのみですので、興味がある方はぜひ記事を参考に寄付プールを作成してみてください。

Step2.資金をプールする
ETH、DAIを含む70種以上のトークン(ERC20)をプールに投入することが可能です。またプールに預けた資金はいつでも引き出し可能です。


Step3.作成した寄付プールの受益者が金利を得る


PoolDAI詳細
- PoolDAI:https://zeframlou.github.io/pool-dai/
- Zefram氏のTwitter:https://twitter.com/boredGenius