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分散型取引所/DEX

ALEX:現在テストネットが公開されているBitcoinDeFiプロジェクトとは?

ALEXは既存の金融をモデルにした、Stacks上初のDeFiプロトコルです。Stacksとパートナーシップを結ぶことで、初代仮想通貨のBitcoinの安全性やパワーを活用することができます。

10月12日にはOKEx Blockdream VenturesがALEXに投資を決定しています。

ALEXの基盤となるStacksとは?

Stacksの目的はBitcoinをプログラム可能にして、スマートコントラクトとdAppsの開発ができるようにすることです。

Bitcoinは仮想通貨のトップとしてあり続けている、仮想通貨の代名詞的な存在です。しかし、ビットコインネットワークにはスケーラビリティの問題があります。

そこでStacksはProof of Transfer(PoX)という独自のコンセンサスアルゴリズムを使用して、StacksブロックチェーンをBitcoinブロックチェーンと接続することで、Bitcoinのスケーラビリティ問題を解決します。

これまでDeFIはEthereumやBSCなどのブロックチェーン上で行われてきました。ALEXの発表した見積もりによると、BitcoinのDeFi市場は最大3,000億ドルの価値がある可能性があります。

ALEXの開発する機能とは?

ALEXは既存の金融機関で利用できたさまざまな機能を実装する予定です。

  • 他のプロジェクトがALEXの流動性プールを通じて資金調達を行えるローンチパッド。
  • 自動マーケットメイクとオーダーブックDEXの2つの世界の長所を組み合わせた高度なDEX。
  • 清算リスクのない、ビットコインの固定および変動金利の貸し借り
  • マージン取引やイールドファーミング

現状Testnetで利用可能なのは下記の通りです。

  • 預金・借入機能でUSDAを担保にWBTCを借りる
  • WBTCのマージン取引
  • WBTC /USDAペアでのスポット取引(テスト段階ではUSDAを担保にしてWBTCを借りる)

ALEXのTestnetに参加する方法

現状は招待コードを受け取った人だけがテストネットに参加することができます。

上記のツイートから招待リンクを発行してもらいましょう。登録に必要なのは下記の3つの条件です。

  • メールアドレスを入力
  • alexgoBtcをフォローして、ピン留めされたツイートをRT
  • Discordに参加

まだ受け取れていない人もいるようですが、順次登録したメールアドレスに将来メールが届くようです。気長に待ちましょう。

Testnetに参加していくつかの条件を満たしたり、バグを発見すると報酬がもらえるようになっています。ぜひ興味のある方は参加してみてはいかがでしょうか?

Discordには日本人コミュニティもあるので、わからないことがあればそこで質問できます。

テストネット参加事前準備編

事前準備としてHiro Walletを作成し、ALEX Testnetにアクセスしておく必要があります。ここも説明しておきましょう。

Hiroウォレットをダウンロード

HiroウォレットはChrome拡張機能です。パソコンからChromeブラウザを使用してください。

https://www.hiro.so/wallet

「Install extensions for Chrome…」をクリック

上の紫のボタンをクリックしないように注意してください。

Chromeの拡張機能をダウンロード

ダウンロードできると初期設定の画面に入れます。

新しくウォレットを作成

シードフレーズを保管

拡張機能のパスワードを設定

おつかれさまです。これでウォレットの準備が完了しました。

こちらのウォレットはまだALEXに対応していませんので、対応させていきましょう。

HiroウォレットをALEX対応に

ウォレット画面右上の「・・・」をクリックして、「Change Network」を選択

「Add Network」を選択

上から順に下記の情報を入力して、「Add Network」

  • Name: alex
  • Address: https://regtest-2.alexgo.io
  • Key: alex

お疲れ様です。これでHiroウォレットがALEXネットワークに接続されました。最後にテストようにアドレスを確認しましょう。

先程と同様に画面右上の「・・・」をクリックして、「testnet」に切り替えます。そしてウォレットの「Receive」をクリックすれば、テストネット用のウォレットアドレス取得が完了です。

筆者はまだ招待コードが届いていないので、実際にテストネットに参加した様子は、追記、もしくは別記事で紹介していきます。お楽しみに!