iDAI|「DSR+レンディング」リターンを表すERC20トークン

レンディング/融資

2019年12月18日、DeFiレンディングプロダクトFulcrum (bZxプロトコル)でのDAI貸出に対して通常の貸出金利に加え、MakerDAOのDSR(現在のリターンは4%APR)からもリターン獲得可能になったことを発表。※貸出リターンは債権トークンiDAIとして表されます。

つまり、Fulcrumプール内の貸出しされていないDAIステーブルコインを、DSRに供給することで、通常の貸出金利に加えて追加のリターンを獲得できるようになったということです。今回はザクっとiDAIの概要、ミント方法をご紹介致します。

※DSRについては下記事をご参照ください。

iDAI=「DSR+レンディング」リターンを表すERC20トークン

“Current_Supply_Rate = iDAI_Native_Supply_Rate + DSR * (1 – current_utilization)”

『現在の供給率=iDAIネイティブ供給率(Fulcrumの利用率)+DSR(1-現在の利用)』の影響を受け、iDAIの価値に反映されます。

従来のFulcrumの金利モデルは利用率(プールサイズに対して借入されている割合)に応じて段階的に上昇する線形モデルを採用しており、[Fulcrum(x)=0.0475x+0.08(x<0.5)、0.1875x+0.01(0.5≦x<0.9)、8.2125x-7.2125(x≧0.9)]で金利を決定していました。※利用率90%を超えると急激に金利上昇するようになっておりバンクランリスクを回避するよう機能。詳しくは下記事をご参照ください。

今回、iDAIのロジックコントラクトを更新し、レンディングプール内で利用されていない余剰DAIを Chaiにミントすることで、上述のFulcrum本体からのリターンに加えてDSRからのリターンも獲得が可能になりました。

※Chaiとは

MakerDAOのDSR(Dai Saving Rate)でロックしたDAIとそのリターンを表したERC20トークン(cDAIやiDAIなどと同じようなもの)です。

Uniswap.exchangeでスワップして入手する↓ or chai.moneyにてDAIをCHAIに変換して入手することができます。

iDAI入手方法

iDAIは、Uniswap.exchangeなどでスワップして入手する」「FulcrumでDAIまたはCHAIをレンディングプールにデポジットする」「iSAI(SAIはDAI v1のこと)をFulcrum内でiDAIへと変換する」などの方法で入手可能です。

今回はFulcrumのレンディングプールにデポジットしてiDAIを入手する方法をご案内致します。※Fulcrumは資金の貸出(LEND)及び証拠金取引(TRADE)ができるDeFiプラットフォームです。同じbZxプロトコルを用いた借入専用DeFiプロダクトTorqueが存在。

ステップ1:Fulcrumにアクセス&ウォレット(メタマスクなど)接続

まずFulcrumにアクセスして、ウォレット(メタマスクなど)を接続し、『LEND』を選択。(上画像参照)

ステップ2:『DAI』を選択して貸出

次にDAI(LENDを選択)を選択(上画像)すると下画像がポップアップ↓

DAIプールへの貸出に利用できるアセットはDAIだけでなくCHAIもご利用頂けます。どちらか一方のアセットを選択し、貸出数量を入力。最後に上画面右下にあるLENDボタンを選択→メタマスクなどで承認→トランザクションが取り込まれるのを待つ→完了

ステップ3:リターンの確認及び引き出し

貸出完了後のリターンは上画像「Profit:」で確認できます。擬似的に常時リターンが発生しているかのようなUIを採用しています。

また資金を引き出したい場合は上画像赤地のUNLENDを選択することで可能

Fulcrum詳細