Meta Money Market/MaxDAI|複数DeFiレンディングプロトコル間で資金を自動移動→ベストレート金利獲得

レンディング/融資

Meta Money Market(以下MMM)とは、DeFiレンディングプロトコル間で資金を自動移動させてベストレートな金利を提供するオープンソースプロトコル。

融資可能なDeFiレンディングプロトコルはCompoundやdydx、Fulcrumなど様々なプロダクトがリリースされていますが、多くの資金を融資していない状態で金利変動に応じて手動でプロトコル間の資金移動してしまうとトランザクション手数料が金利収入を上回り損してしまうことも多々あります。その点、MMMを利用すると少額融資をしているユーザーであっても最適な金利レートを享受できる可能性があるといえます。

今回はMeta Money Marketの概要ついてザクっとご紹介致します。

※MMMはcompoundとdydx間ですが、同じようなサービスにidle.finance(Compound or Fulcurm)もございます。

※免責事項:2019年12月12日現在MMMのスマートコントラクトはメインネットにローンチ済ですが、まだテスト段階にあり未監査です。本プロジェクトを支援する以外の目的で利用するにはリスクがありますのでご注意ください。

Meta Money Market(MMM)概要

上画像はMMMの概要を示しています。ユーザーは直接MMMと対話するのみで、その背後にある複数のDeFiレンディングプロトコル間で資金を適宜リバランスさせることで金利収益を最大化させています。

2019年12月12日現在サポートしているERC20トークンはDAI(MCD未対応なのでSAI)、USDC、ZRX等々計8種。対応するDeFiレンディングプロトコルはCompoundとdYdX、bZxです。MMMスマートコントラクトに資金を預けると、dトークンと呼ばれるERC20トークンが発行され、預けておいた資金を回収するとdトークンがバーンされる仕組み。※dトークンはCompoundのcトークンと同じような役割を果たすトークンです。

Meta Money Marketの特徴

ベストレート金利を提供

MMMを介して融資を実行すると複数のレンディングマーケット間で最も金利率の高いマーケットに自動で貸出資金を移動させることができます。つまり常にベストレートな金利を獲得することができるということです。

シンプル化

金利変動に応じてMMMツールが自動で資金をリバランスしてくれるため、手動で資金移動する煩わしさがありません。

最適金利貯蓄の保証

自動リバランス機能により、金利収入増加を見込むことができます。

MMMの機能

サポートされているERC20トークン、例えばDAIステーブルコインなどをMMMプールにデポジットすると、それと引き換えにdトークン(ERC20)を受け取ります。※dトークンは複数のDeFiレンディングプロトコル間で運用されて獲得した金利と元本の価値を反映しています。

トークンをデポジットする過程

Depositing出典:https://github.com/primeradiant/MetaMoneyMarket/blob/master/README.md

ユーザーがMMMにトークンをデポジットすると、まず各アダプター(Compoundやdydxなどのレンディングプロトコル)の金利率を取得し、最も金利率の高いアダプターに対してデポジットされたトークンを割り当てます。

上図の場合ですと

  1. 100REPデポジット
  2. アダプターの金利率確認(アダプター1は10%、アダプター2は8%)
  3. 金利率の高いアダプター1に100REPをデポジット
  4. 100REP融資していることを表すトークン(dトークン)がミントされ、デポジットと引き換えにユーザーがdトークンを受け取る

トークンを引き出す

Withdrawing
出典:https://github.com/primeradiant/MetaMoneyMarket/blob/master/README.md

デポジットしたトークンを引き出す場合は、デポジットした際にミントされたdトークンをバーンし、その時点での為替レート(最低レート)に応じた量のトークンを受け取ります。

上図の場合は

  1. 50dREPトークンをMMMに返還し、バーン
  2. 各アダプターのレートを取得(1が10%、2が8%)
  3. 最もレートの低いアダプター2からREPが引出されてユーザーに送信※仮にアダプター2に十分なトークンがなかった場合は、二番目に低いレートのアダプターから引出されます。

Meta Money Market詳細