Pantograph概要:TomoChainのサービスを最大限に活用できるウォレット
PantographはTomoChain用にBacoorが開発したウォレットです。
- Pantograph 拡張機能
- Pantograph モバイルアプリ
の2種類があります。
Pantograph拡張機能はTomoChain用に設計された最初の拡張機能です。現在、Chrome、Firefox、Braveで利用可能。PantographではTomoChainの数々サービス(Staking、Issuer、Bridge、DEXなど)にアクセスすることができます。
この記事では拡張機能の
- 始め方
- TOMO(TomoChainのトークン)の購入方法
- サービス
についてご紹介します。
PantographはTomoFinanceなどを利用するために必要な拡張機能ですので、ぜひここで使い方を押さえておきましょう。
Pantographが対応しているTomoChainとは?
TomoChainはEthereumの課題を解決することを目的として作られたパブリックブロックチェーンです。ほぼ0円の手数料と、Ethereumの80倍の取引速度を特徴としています。EVMと互換性があり、Ethereumのさまざまなサービスを低手数料・高速で体験することが可能です。
Pantograph拡張機能のはじめ方
1. 拡張機能をダウンロード
2.「さあ始めましょう!」をクリック
3.「ウォレットを作成」をクリック
4.利用規約を読んで「I agree」をクリック
5.パスワードを設定して「作成する」をクリック
6.12桁のパスフレーズをメモして、「次へ」をクリック
7.メモしたパスフレーズを復元して、「確認」をクリック
8.完了です
9.ウォレットの画面に入ります
TomoChainのネイティブトークン(TOMO)を手に入れるには?
一般的にはBinanceなどの取引所からウォレットに送りますが、PantographにはTOMOを購入する2つの便利な機能があります。それが
- 「Simplex」でクレジットカードを使用してTOMOを購入する
- 「Changelly」でETHやBTCなどをTOMOに交換する
です。
どちらも画面右上の「入手」をクリックしてから、下記の画面でそれぞれのサービスに入ります。
1.「Simplex」でクレジットカードを使用してTOMOを購入する
1.TomoChainを選択し、クレジットカードで支払う金額(200ドル以上)とTomoChainのアドレスを入力
2.続いてカード情報などを入力して、決済を行う
2.「Changelly」でETHやBTCなどをTOMOに交換する
1.まず上の言語を「JP(日本語)」にして、TOMOに交換したい通貨と数量を選択(選択できる通貨はETHだけでなく、BTC、XRPなど多数ある)
2.「すぐに交換」をクリックした後、TomoChainのウォレットアドレスを入力して、利用規約に同意
3.次にQRコードと、ウォレットアドレスが表示されるので、そこに指定した通過(この場合はETH)を送金
Pantographの機能の一部をご紹介
PantographではTomoChainのさまざまなサービスを活用することが可能です。
- Staking:TOMOをステーキングすることで4%〜12%の利息を獲得
- Issuer:誰でもTomoChain上でTRC-21トークンを発行
- Bridge:BTC、ETHなどのトークンをTRC-21にラップ
- Private:TomoChainのプライバシー機能、TomoPを利用
- DEX:TomoChainの機能をフル活用した分散型取引所
- NFT:「PantoNFT」や「Pantogram」などを利用してNFTの作成が可能
他にもモバイルアプリにはコミュニティ機能や、ゲームをプレイする機能も備わっています。
Pantograph拡張機能:まとめ
PantographはTomoChain用にBacoorが開発した「拡張機能」「モバイルアプリ」ウォレットです。
この記事では拡張機能の
- 始め方
- TOMOの購入方法
- サービス
についてご紹介しました。
TomoChainはEthereumの取引手数料や速度の問題を解決することを目的としたプロジェクトで、DeFi・NFTに関してさまざまな取り組みを行っています。
それらのサービスを有効に活用するためにも、Pantographのようなデスクトップ・モバイルの両方で利用できるウォレットは重要だと言えるでしょう。
特に先日ローンチしたTomoChain上でステーブルコインを発行するプロジェクト「TomoFinance」をPCで利用するためには、Pantograph拡張機能が必要です。
またZenismではTomoChain代表のLong Vuong氏にも独占取材を行っています。DeFi・NFTについての論考も掲載されていますので、あわせてご覧ください。