Raydiumなどで話題になったSolanaエコシステム。
FTXが過去最大1000億円相当も資金調達を行うなど活発な動きを見せており、FTXが支援するSolanaも依然として注目の的です。
そしてそのSolana上で資産を運用するために必要なのは、EthereumにとってのMetaMaskのような存在です。
この記事ではSolana系のウォレットの中でも最も使いやすく、一般的となりつつあるPhantom Walletについてご紹介します。
Phantomウォレット:概要
PhantomウォレットはSolana上でDeFiやNFTを触るために必須なウォレットです。
ウォレット上でDEXを活用してトークンを交換できるほか、所有しているNFTを閲覧するなど様々な機能を有しています。
またPhantomウォレットはa16zを含む複数の企業から9M$の資金調達を実施してました。近日中にSOLステーキングをウォレットからできるようにするそうで、今後の開発にも注目です。
Phantomウォレットの使い方
Chrome拡張機能をダウンロード
まずChrome拡張機能をダウンロードします。
上記のリンクからChromeストアに入り、「Chromeに追加」をクリックしましょう。
新しいウォレットを作成する
拡張機能を開くと、上記のような画面になります。
今回は新しくウォレットを作成していきましょう。
シークレットリカバリーフレーズをメモ
ウォレットの作成に進むと、12個の英単語が画面に表示されます。
こちらはあなたのウォレットを管理するための最も重要なフレーズです。必ず無くさないようにしておく必要があります。また他人に教えてはいけません。
パスワードを作成
次にパスワードを入力した上で、利用規約に同意することでウォレットの作成が完了足ます。
ウォレットの作成完了
これでウォレットの作成が完了しまいた。
次に手数料としてSOLが必要なので、FTXなどから入金してみましょう。
Phantomウォレットの機能
現状Phantom Walletには通常の資産管理画面に加えて、NFTを管理する画面と、ウォレットからトレードする機能があります。
資産の管理
ウォレットを作った段階だと、SOLが入っていない状態です。そこで「Deposit SOL」をクリックしてSOLをウォレットに入れておきます。
「Deposit SOL」をクリックすると、2つの選択肢が出てきます。
上:ウォレットや取引所から送金
下:FTXから入金
下のFTXから入金はFTXアカウントを持っている方なら、簡単に利用することができます。
今回の記事ではFTXから入金しますが、まだFTXを持っていない方はこちらの記事を参考にして登録しておくことをおすすめします。
さて「Deposit from FTX」をクリックすると、自動的にFTXのウインドウが開きます。
こちらで
- 通貨
- 数量
- メモ(任意)
- 2段階認証の番号
を入力して、Phantomに簡単にアセットを入金できます。
NFTをPhantomWalletで確認
筆者はSolanaのNFTを保有していないのですが、もしSolanaのNFTを保有している方はこちらの拡張機能上で閲覧することができます。
トークンの交換機能
Phantomウォレットでトークンの交換をすることができます。
実際にやってみると、1分以内にトークンを交換できるのでストレスが全くありませんでした。
Phantomウォレットを活用するにはSOLトークンが必要です。
SOLを入手するには、FTXの口座開設が必須なので、まだ開設していない方はこちらの記事をご覧ください。
Phantom Wallet 詳細
公式サイト:https://phantom.app/
Twitter:https://twitter.com/phantom