Polycat FinanceはPolygonネットワーク上のDeFiアプリケーションの1つで、2021年5月2日に立ち上げられました。
まだローンチから2ヶ月ほどですが、DappLadarのPolygonランキングでもQuickSwapに続いて2位にランクインしています。
Polycat Financeの特徴
特徴1)IFO
PolycatはPolygonでも初期のIFOプラットフォームの1つです。最初のIFOはAugury FInanceで400万ドルの調達に成功しています。
今後もパートナーシップを拡大し、更なるIFOを実施するそうです。
特徴2)Vault
自動でLPトークンを生成して、ファーミングしてくれる便利な機能です。
例えば昔のPancakeSwapは獲得したCAKEを改めて、半分他のトークンに変えて、流動性供給しなくてはいけませんでした。その手間がなくなって、自動的に行ってくれるので便利です。
具体的にはFISH/MATICのLPを預けて、FISH/MATICのLPを獲得することも可能です。
また「BurningVault」というものもあり、預金手数料から得られる利益の100%がFISHの買い戻しとバーンに利用されます。
特徴3)Tanks
FISHトークンを預けて、GBTSやgNFTトークンを入手できます。GBTSは分散型カジノプロジェクトのトークンで、gNFTトークンはNFT関連プロジェクトのトークンです。
$FISHについて
総発行数300万枚で、8月には総発行数に到達する見込みです。
先日のアナウンスで、今後$FISHはガバナンストークンとして活用される予定だと発表されました。
また現在、FISHをバーンするために使っているお金は、代わりにFISHのオーナーに再分配されることになっています。
Polycatの監査
3つの監査があり、2つはTechRate,Obeloskによるものは完了しています。さらにCertiKの監査も実行中です。
Polycatの使い方
今回は実験として、FISH/MATICというLPに挑戦しますが、ご利用するか否かはご自身で判断してください。
特にFISH/MATICペアはAPRは高いですが、その分だけ高いリスクがあります。
またツールとしてZapperを利用しますが、Matic Web Walletを利用する方法もあります。
①MetaMaskにMATICネットワークを追加
MetaMaskのアプリの上部にあるネットワーク選択ボタンをクリックします。
「カスタムRPC」をクリックすると、MaticネットワークのカスタムRPCを設定する画面が表示されるので、Maticメインネットの詳細を入力してください。
- Network Name: Matic Mainnet New RPC
- URL: https://rpc-mainnet.maticvigil.com/
- Chain ID: 137
- Symbol: MATIC
- Block Explorer URL: https://explorer.matic.network/
②ZapperでETH→MATICにトークンを移動
Zapperの始め方はこちらの記事で解説しているので、使い方がわからない人はこちらを参照してください。
ウォレット内にUSDCがあったので、Ethereum→Polygonにブリッジします。
手数料用にMATICトークンが必要なので、持っていない人はこちらも少量交換しておきましょう。
③ZapperのQuickFinanceのFISH/MATICペアに流動性供給
④PolycatのFarmsでFISH/MATICのLPを提供
⑤手に入れたFISHをPoolsでさらに増やす
おつかれさまでした。以上でPolycat Financeの基本的な使い方です。
先日の発表によると、今後は新しいUIに刷新され、8月にFISHトークンが全て発行されることで、ガバナンストークンとしての機能獲得。
独自のAMMが構築され、IFOの様々なコラボを開始する予定だそうです。
Polycat FInance詳細
公式サイト:https://polycat.finance/
Twitter:https://twitter.com/PolycatFinance