Maple|暗号資産に担保されたスマートボンド作成プラットフォーム

資産トークン化
Mapleとは、暗号資産債権(Maple Smart Bonds)を作成、取引可能なプラットフォームです。ざっくりとその機能を説明すると、スマートボンド発行者は銀行のように他人の預金を再投資し運用益を得ることができ、一方のスマートボンド購入者(投資家/預金者とも言える)はその見返りとして固定金利を得ることが可能になるというものです。今回はMapleの仕組みについてざっくりとご紹介致します。※DeFiレンディングプロトコルCompoundがまずは統合されます。つまり初期段階は貸出金利変動リスクを利用したものになります。

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Mapleの機能

マーケットプレイス

Mapleはユーザーが暗号資産債権(スマートボンド)を作成したり、投資したりすることができるdApp(分散型アプリケーション)です。Mapleのマーケットプレイスには資金を借りるために債権を作成する発行者(供給サイド)と金利を得るために債権を購入する投資家(需要サイド)のユーザーを必要とします。

スマートボンド

MapleのスマートボンドはERC20規格に準拠したトークンです。米ドルにソフトペッグしたDAIステーブルコインで支払われ、金利を生む暗号資産(初期段階はCompoundを統合し、cDAIを担保とする)によって100%担保されています。各スマートボンドは発行者が独自に選択した資産で担保されており、担保内に発行者の資産が10〜20%程度含まれています。※上画像右smartbonds内をご参照ください。発行者が担保しているのは上の例の場合ですと10DAIです。投資家がGrade1で70DAIを投資、金利は5%固定、Grade2では20DAI投資、金利は6%固定しています。つまりこのスマートボンドには100DAIの価値が担保されています。またMapleにはリスクグレードオプションがあり、ハイリスクなものには高金利、ローリスクなものには低金利を付与するなど選択肢を追加することが可能です。
Mapleのスマートコントラクトが担保となるcDAIを管理し、債権の返済が完了するまで償還できない仕組みになっており、債権の満期時に担保となるcDAIが生む金利を元に固定金利と元本を投資家に支払い、残りを発行者が得ることになります。上画像の例を元にすると、スマートボンド(100DAIの価値で担保)が8%の金利を得た場合、Grade1の投資家(70DAI投資)は満期日に5%金利固定の契約なので73.5DAIを獲得、Grade2(20DAI投資)は6%固定なので21.2DAI、残りの金利と元本で発行者は13.3DAIを手にすることができるということです。

Mapleのユースケース

Become a crypto bank/暗号資産銀行

Mapleはスマートボンドを作成してcDAIを預かり、そのcDAIを再投資して利息を稼ぐというシステムです。つまりは世界中の銀行で行われているシステム「フラクショナルリザーブバンキング」と似たような仕組みなのです。※フラクショナルリザーブバンキングとは、銀行が預金をどんどん運用して、実際には存在しないお金をローンして利息や手数料を獲得していくという金融業界の儲けの源泉となるシステムです。

Borrow against your Compound savings/Compound貯蓄口座を借りる

Mapleスマートボンドを作成し、そのボンドを購入してもらうとその購入金額はCompoundに自動貸出されます。つまり、他人のCompound口座を借りて運用するというのと同義です。

Speculate on DeFi interest rates/DeFi金利変動を推測

Mapleスマートボンドに投資するユーザーは固定金利を得る一方で、スマートボンドを作成したユーザーは変動金利のリスクに晒されます。金利が上向けば直接DeFiレンディングプロトコルに貸し出す以上の収益を期待できます。

Hedge DeFi interest rates/DeFi金利変動をヘッジ

Compoundの金利が将来的に減少すると見込むならば、固定金利のスマートボンドを購入することで金利下落リスクをヘッジすることが可能です。

Lock in stable,passive income/不労所得

スマートボンドは固定金利なので、満期日まで保有していれば不労所得を獲得することができます。

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