BlockStackとは、個人に関連するデジタルデータをサービス提供者側にではなく、個人に帰属させることを目的にしたWeb3.0プロジェクト。簡単に説明すると個人データはユーザーが管理し、事業者側はアプリのみで個人情報を管理することはありません。
このIDを作成して何ができるのかというと、これまでのFacebook、Twitter、Googleのアカウントと同じく、作成したアカウントを利用して様々なアプリにログインすることができるようになります。ただし、アクセス先が分散型アプリであるということ。※BlockStackはdApp開発プラットフォームであり、アイデンティティ、ストレージ、トークンの3つのAPIを提供している。
ちなみにBlockStackはクリプトファンドのFabric Venturesが投資していたり、ICOが米SECで7月10日に初承認されるなど今後期待されているWeb3.0関連プロジェクトの一つです。
今回はそんなBlockStackのID作成方法についてご案内します。
目次
BlockStackのID作成方法
ステップ①|BlockStackのウェブサイトからID作成
BlockStack.orgへアクセスし、上画面右上の「Create ID」を選択するとID作成画面に移行します。
ステップ②|新規ID作成(ユーザーネーム、パスワード作成)
BlockStackで利用するユーザーネームとパスワードを作成します。(上画像3枚参照)※パスワードは8桁以上でないと作成できません。
ステップ③|メールアドレス登録→バックアップ
↑上画像の欄にメールアドレスを入力するとIDの登録は終了です。登録したメールアドレスにBlockStackから下画像↓のようなEメールが届くので必ず確認しましょう。
登録メールアドレスに届いたメール(上画像)に記載された情報は
「必ず安全な場所にメモして保管」してください。
メールに記載されている情報は以下の2点
①IDの復元コード(上画像①参照)
この復元コードとステップ②で作成したパスワードでIDの復元が可能です。他のデバイス(端末)で使用する際などに利用します。
復元コードは一度しか配布されません。失った場合はBlockStackも対応できないので、必ずメール内容をメモをして失くさないようにしましょう。
②シークレット復元キー
復元用のパスフレーズ閲覧へのリンクです。こちらもリンクにアクセスして確認し、必ずメモしておきましょう。
ステップ④|作成したIDにBTC、ETHアドレス、各種SNSを紐付ける
基本的にはステップ③まででID作成は完了です。
あとは必要であれば上画像を参照の上、作成したIDに詳細情報や各種SNSアカウントやETHアドレス、BTCアドレスを紐付けます。
必要な情報を入力できたらBlockStackのIDを使ってWeb3.0アプリを色々触ってみましょう。2019年7月13日現在、ビジネスツール、ストレージ、ゲームなど様々なアプリが充実しています(Home画面から様々なアプリにアクセスできます)↓