Lannister/ラニスターとは、ビットコインなどの仮想通貨(現暗号資産)と法定通貨(日本円など)を一括管理できる資産管理アプリ。Lannisterが他の資産管理アプリと異なる点(重要なポイント)はアプリのログインにBlockStack IDを用いるというところです。
つまり、ラニスターは「オープンソース」であり、かつ「暗号化」され「セキュア」な分散型アプリ(セントラルサーバーではない)ということです。
Block Stackとは?
Blockstackとは、分散型認証およびストレージを提供するプラットフォームで、簡単にいうとGoogleアカウントのブロックチェーン版なのだとやんわりとご理解いただくとわかりやすいかと思います。
もちろん「Googleアカウントでいいじゃん」というのも便利だから一理あります。ですので、「Google様にあらゆる個人情報をお預けするのはなかなか恐ろしいものを感じてしまうよね」という方にのみ、この特定の誰かに管理されているわけではない分散型IDはオススメです。※BlockStack IDの作り方は下の記事をご参照ください。
「Lannnister/ラニスター」の始め方・使い方
Lannisterでは、仮想通貨と法定通貨の両方をラニスターアプリで一元管理し、自己資産の保有比率と価格の追跡、分析を行うことができます。
2019年7月27日現在、ラニスターでは法定通貨12種と仮想通貨2種を取り扱っています。詳細については、使い方を説明しながらご案内していきます。
では早速アプリのダウンロードから始めていきましょう。※事前にBlockStackのIDは作成しておいてください。
①Lannisterアプリのダウンロード&ログイン
ラニスターアプリは現在アップルストアでのみダウンロードすることができます。
まず、ラニスター公式ページからApp Storeにアクセスしてください。
その後、上画面①からダウンロードし、その後アプリを立ち上げた後に②ログインします。※BlockStack IDでログインします
②保有資産の入力
次に保有資産の入力を行います。上画面①の「Add New Holding」を選択し、次の画面で保有資産のネーム、保有量、通貨の種類、ラベルカラーをそれぞれ入力していきます。
選択できる通貨は全14種(下画像)、日本円、ビットコイン、イーサリアムなどから選択可能です。
③保有資産を追加する
保有資産を追加していくときは、上画面左の①「New Holiding」を選択すると行えます。例えば日本円とETHを保有していると仮定しておくと上画像右側のように円グラフで保有比率が表示されます。
またポートフォリオの評価額はデフォルトで米ドル建になっていますが、②(上画像)の設定画面で日本円などに変更することができます。(下画像)
その他「Touch ID」にも対応しておりますので、指紋認証ログイン可能です。