BSCのDEXとして有名なのはPancakeSwapですが、最近注目を集めているのがApeSwapです。
CoinGeckoの週間ランキングでは8月14日からの週で国内1位に、加えて6月後半からはずっとTOP10にランクインしていました。
今週の国内人気コインランキング(8月14~20日)を公開しました。
NFT銘柄としては $ZOON や $SLP などがトップ10に入りました。一方でレイヤー1系の $MATIC や $FIL などは久しぶりのランクインです。
なお $BTC は7位、 $ETH は5位となりました。 pic.twitter.com/S9pjNmoSnH
— CoinGecko Japan (@CoinGeckoJapan) August 21, 2021
ApeSwapとは
そもそもApeSwapFinanceはBSC上のDEXです。ネイティブトークンは$BANANA。
AMMを採用しており、BEP20トークンの交換が可能なほか、イールドファーミングを行い$BANANAを手に入れることもできます。
機能的にはPancakeSwapと似ていますが、ゴールデンバナナトークン($GNANA)の存在や、NFAと呼ばれる独自のNFT、さらにはIAOというローンチパッドが活発なところに特徴があります。
ApeSwapの使い方についてはこちらをごらんください。
【検証】CoinGeckoで上位に入ったエイプスワップ(BANANA)とは何か?
ApeSwapのどのような特徴が注目を集めているのか?
先ほどCoinGeckoのランキングについて言及しましたが、グローバル全体ではトップ10にランクインしていませんでした。そのため、日本での人気が特に高い可能性があります。ではどうして国内で注目が集まっているのでしょうか?
いくつかの特徴を見ていきたいと思います。
PancakeSwapとの差別化
すでにBSCの顔ともいえるほど知名度の高いPancakeSwapですが、主に大きなプロジェクトに焦点をあてています。
一方でApeSwapは新興のプロジェクトにも焦点を当てており、パートナーシップを結んでいるところが特徴です。
SNS/コミュニティの活発さ
ApeSwapはコミュニティ運営に力をいれており、実際にインタビューでもそのように語っています。
また日本国内のコミュニティも活発であり、何度かTwitter上で話題になりました。
今年の4月には青汁王子が3億円をApeSwapに投入したとツイートし、将来的にはPancakeSwapと並ぶようなプロジェクトになると発言。
とりあえず挨拶程度に3億円ぶち込んだ。
今日からバナナ栽培士になります。 pic.twitter.com/Yq2KH0eIZX— 三崎優太(Yuta Misaki) 青汁王子 (@misakism13) April 29, 2021
6月には実業家・投資家である与沢翼さんが$BANANAについて投稿しています。こちらは「橋本 “バナおじ” 深夜(バナナ配りおじさん)」という方が与沢さんのNFTを42ETHで落札した際に、$BANANAに関するツイートをお願いしたことからの発言です。
Polygonへの拡大
1/3 @Ape_Swap’s jungle is coming to Polygon with ten of its partner projects.
ApeSwap goes cross-chain with Polygon, bringing 3 yield farms, 2 launch pads, 1 vault, 1 dashboard, an NFT marketplace, an NFT project & a leverage trading platform to #Polygonhttps://t.co/kL2iFrptFm pic.twitter.com/dOsq6YON9p
— Polygon DeFi (@0xPolygonDeFi) July 22, 2021
また7月にはPolygonへ拡大し、クロスチェーン機能を実装しました。
Anyswap経由でBEP20の$BANANAがPolygonに移行したほか、MATIC/BANANAファーミングなども開始。
この頃から$BANANAの価格が再度上昇し始め、執筆時点で4ドルを超えています。
またDappRaderを確認すると、Polygon関連で過去30日間のユーザー数は7位となっています。
ApeSwap詳細
公式サイト:https://apeswap.finance/
Twitter:https://twitter.com/ape_swap
Medium:https://ape-swap.medium.com/