【Phantom】Solanaブロックチェーンの魅力を引き出すウォレット「Phantom」のベータ版が公開

DeFiプロジェクト

以前の記事でSolanaブロックチェーンのDEX「Raydium」の使い方について前編・後編に分けてご紹介しました。

その際にSolletというウォレットを使用する方法を書きましたが、Solletは使い勝手があまり良くありませんでした。そのためSolana版のMetamaskとも言えるようなウォレットが求められています。

その候補として、Solanaブロックチェーンの魅力を引き出すウォレット「Phantom」のベータ版が先日公開されました。この記事ではPhantomの公式Twitterで公開されている情報をもとに、Phantomウォレットの特徴を見ていきます。

Solanaブロックチェーンとは

Solanaブロックチェーンは高速なトランザクションと低手数料を特徴としたブロックチェーンです。

高速なトランザクション

既存のEthereumのトランザクションが秒間15件〜25件ほどなのに対して、Solanaは秒間5万件という驚異的なスピードを誇ります。Ethereum以降も高速トランザクションを掲げたプロジェクトは多数存在しましたが、秒間数千件のプロジェクトがほとんどでした。Solanaの秒間5万件はほとんど業界最大手のVISAにも匹敵します。

低手数料

Ethereumは一時期、たった一回の取引でガス代が15000円を超えることもありました。Binanceの提供するBSCもEthereumの課題を解決するとして注目されましたが、15円ほどかかります。これだけでもかなりインパクトがありますが、Solanaは現時点で0.01〜0.1円という安さで取引をすることが可能です。

Phantomの概要

Phantomウォレットは簡単にまとめると、metamaskのSolanaバージョンです。DeFi向けに作られたデジタルウォレットおよびブラウザ拡張機能で、SolanaとEthereumに対応します。Phantomは、ユーザーに代わって秘密鍵を作成・管理し、資金の保管や取引への署名を可能にします。

Phantomの特徴

1 Metamaskからのトークンコンバート機能
2 NFTも利用可能
3 拡張機能として利用できる

1 Metamaskからのトークンコンバート機能

この投稿ではMetamaskのETHが、Solanaに高速でコンバートできることが示されています。ただしこちらはデモ画面であり、2ETHがそのままコンバートされていますが、実際は手数料がかかります。

2 NFTも利用可能

ウォレット内で所有しているNFTを閲覧することも可能になるそうです。

3 拡張機能として利用できる

前回Raydiumの始め方でご紹介したSolletは、毎回新しいページを開かなくてはいけず、手続きに手間がかかりました。Metamaskを使い慣れている人にとっては、少し使いにくいな、という印象を持ったかもしれません。PhantomはSolletと違い、Metamaskのように拡張機能として使うことができます。つまり新しいタブを開いて作業をする必要がなくなるわけです。

まとめ

BSCやHECOなど、独自のチェーンごとに様々なプロジェクトが立ち上がっていますが、基本となるウォレットの利便性はユーザー体験に直結してきます。その意味で今回のPhantomウォレットの出現はSolanaエコシステムにおいて重要な役割を占めると考えられます。またPhantomはTwitter上でモバイルアプリも開発すると明言しており、今後の開発状況に注目が集まります。

Phantom詳細

公式サイト:https://phantom.app/

ドキュメント:https://docs.phantom.app/

Twitter:https://twitter.com/PhantomWallet

Discord:https://discord.gg/D2XwQGgJV8